天童南駅

天童南駅について

天童南駅（てんどうみなみえき）は、山形県天童市芳賀タウン北6丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）の奥羽本線に属する駅です。この駅は「山形線」としても知られており、地域住民の交通の便を高める重要な役割を果たしています。開業以来、天童南駅は、地域の人々に利便性を提供しつつ、周辺地域の発展にも寄与してきました。

駅の歴史

天童南駅は、天童市がJR東日本に対して設置を要請し、実現した請願駅です。民営化後、奥羽本線内での初めての新駅として開業されました。

年表

• - 2013年（平成25年）10月4日: JR東日本仙台支社と天童市は、新駅設置に関する基本協定を締結しました。
• - 2014年:

- 3月12日: 国土交通省東北運輸局から、駅の設置が正式に許可されました。
- 3月19日: 駅名が「天童南駅」として決定されました。
- 8月29日: 駅の建設工事が始まりました。

• - 2015年（平成27年）3月14日: 天童南駅が開業しました。
• - 2024年（令和6年）:

- 3月16日: ICカード「Suica」が利用可能になります。
- 10月1日: えきねっとQチケのサービスがスタートします。

駅構造

天童南駅は単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、開業当初から無人駅となっています。この駅は山形駅が管理しており、待合室内には自動券売機が設置されています。さらに、簡易Suica改札機も利用可能です。土日祝日は北山形駅から駅員が配置され、出札業務を提供するため、運行されるワンマン列車も有人扱いになります。ただし、冬季には駅員の不在となる時間帯があります。

駅周辺の環境

天童南駅の周辺は、地域住民にとって便利な施設が多数位置しています。これには以下のようなスポットが含まれます。

• - 天童警察署天童南駅前交番: 地元の安全を守る重要な拠点。
• - イオンモール天童: ショッピングやレストランが充実した商業施設。
• - ららパーク天童: 多様な店舗や娯楽施設がそろうエンターテイメントスポット。
• - 山形県総合運動公園: スポーツやレクリエーションに利用できる広大な公園。
• - 陸上競技場（NDソフトスタジアム山形）: 地元スポーツイベントが開催される重要な施設。

また、駅へのアクセスに便利な天童市市営バス（山交バス）の「天童南駅」停留所もあり、寒河江駅前への便があります（一部は寒河江市立病院行きの便も有）。

隣接する駅

天童南駅の隣には、東日本旅客鉄道（JR東日本）の山形線（奥羽本線）の高擶駅と天童駅があります。これにより、他の地域へのアクセスが容易で、多くの利用者にとって便利な位置にあることが特徴です。

このように、天童南駅はただの交通手段を提供する以上の役割を担っており地域とともに成長を続けています。

もう一度検索