姫島駅

姫島駅：淀川沿いの住宅地に佇む駅

概要

姫島駅は、大阪府大阪市西淀川区姫里一丁目に位置する、阪神電気鉄道本線にある駅です。駅番号はHS05。相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、普通電車のみ停車します。しかし、なにわ[[淀川花火大会]]の開催日には、急行列車が臨時停車する、という特徴があります。

歴史

姫島駅は、1905年（明治38年）4月12日、阪神本線の開業と同時に「稗島駅」として開業しました。その後、1925年（大正14年）5月30日に現在の「姫島駅」へ改称されました。開業当初から駅周辺は住宅地でしたが、近年は、JR東西線御幣島駅の開業による影響も見られつつ、利用者数は横ばい傾向にあります。

歴史を振り返ると、2001年3月までは区間急行も停車していましたが、区間急行の設定消滅に伴い準急停車駅となりました。しかし、2006年10月には区間急行が復活したものの、姫島駅は通過駅となりました。その後、2009年3月のダイヤ改正で本線準急が廃止され、現在に至るまで普通電車のみの停車駅となっています。2014年4月1日には、駅番号が導入されました。

駅構造

姫島駅は、高架構造の駅で、改札口とコンコースは1階、ホームは2階にあります。改札口は1箇所のみです。ホームはカーブしており、梅田方面ホームと電車の隙間が広い箇所、神戸方面ホームとの隙間が狭い箇所があります。ホーム有効長は6両編成に対応しています。なお、スマートフォンアプリの「阪神アプリ」では、上りホームが1番線、下りホームが2番線と表示されています。

利用状況

2019年時点の1日平均乗降人員は約14,002人です。阪神本線全33駅中18位にあたり、各駅停車のみの駅としては高い利用者数を誇ります。

駅周辺

姫島駅は、淀川のすぐ南側に位置しています。駅周辺には、大阪姫島郵便局、西淀川郵便局、姫嶋神社、遍満寺、姫島公園、姫島幼稚園、大阪市立姫里小学校、大阪市立姫島小学校などの施設があります。商業施設としては、阪急オアシス姫島店や業務スーパー西淀川店などが駅近にあります。また、大阪シティバスの路線も利用可能です。43号系統は、福町経由酉島車庫前行きと、塚本駅前・十三経由大阪駅前行きがあります。

隣の駅



※直通特急、特急、区間特急、急行、区間急行は通過します（なにわ[[淀川花火大会]]開催日は急行が臨時停車）

まとめ

姫島駅は、淀川に近く、住宅街に囲まれた、利用者の多い駅です。歴史があり、利用状況、駅構造、周辺環境などから、地域社会に密着した駅であると言えるでしょう。また、花火大会の臨時停車という、地域イベントに合わせた柔軟な対応も特徴の一つです。

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