宇和島市立南予文化会館

宇和島市立南予文化会館は、愛媛県宇和島市にある多目的ホールです。

概要

1987年、旧宇和島市公会堂と旧宇和島市庁舎の跡地に開館しました。宇和島圏域では「なんぶん」という愛称で広く親しまれています。開館当初は宇和島地区広域事務組合が「南予文化会館」として運営していましたが、2010年4月1日より宇和島市に移管され、「宇和島市立南予文化会館」と改称されました。

施設

大ホールは1階に648席、2階と3階に548席、合計1234席を擁しています。また、地場産業の活性化を目的とした産業振興センターも併設されています。大ホールの緞帳には、宇和島市出身の日本画家である浜田泰介氏が描いた「南宇和の朝の風景」が飾られており、文化的な魅力も有しています。

豊後水道地震による被害

2024年4月17日に発生した豊後水道地震により、翌18日午前に大ホールの天井の一部が剥がれ落ちる被害が発生しました。このため、当面の間、ホールは閉鎖されています。復旧にはしばらく時間を要すると見込まれています。

その他

宇和島市立南予文化会館は、市民の文化活動の拠点として、コンサートや演劇、講演会など、様々なイベントに利用されています。また、地域の産業振興にも貢献しており、多岐にわたる役割を担っています。

外部リンク

宇和島市立南予文化会館のホームページ

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