寺尾駅

寺尾駅（新潟県新潟市）

寺尾駅は、新潟県新潟市西区寺尾上二丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）越後線の駅です。駅の西側には「農園踏切」という名称の踏切があり、これはかつてこの地にあった農園に由来します。

歴史

1914年（大正3年）10月20日：越後鉄道の停留場として関屋駅 - 内野駅間に新設されました。
1918年（大正7年）3月25日：停留場から停車場（駅）に昇格。
1927年（昭和2年）10月1日：越後鉄道が国有化され、鉄道省越後線所属となりました。
1960年（昭和35年）3月15日：貨物取扱が廃止されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1986年（昭和61年）頃：橋上駅化に伴い北口が新設されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりました。
1998年（平成10年）8月4日：8.4水害により、当駅 - 小針駅間の線路路盤の一部が流出し、一時徐行運転となりました。
2005年（平成17年）1月20日：自動改札機が使用開始されました。
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能となりました。
2007年（平成19年）12月：駅ホーム及び南口にエレベーターが新設され、バリアフリー化が推進されました。
2024年（令和6年）1月31日：みどりの窓口の営業が終了しました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。新潟駅が管理する業務委託駅であり、JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託しています。改札口には自動改札機が2通路設置されており、全通路でSuica等のICカードが利用可能です。改札口周辺には自動券売機や多機能券売機、ベンチが設置されています。ホーム上にはトイレと自動販売機があります。バリアフリー対策として、改札内コンコースとホームを結ぶエレベーターが1基設置されています。

自由通路（寺尾駅南北自由通路）は新潟市西区建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に位置しています。南口側にはエレベーターが1基設置されています。駅は新潟砂丘の南斜面に位置しており、南口側と北口側で標高差があります。自由通路は、北口側からはほぼ平面ですが、南口からは階段またはエレベーターでの昇降が必要です。改札外にはトイレは設置されていません。

以前はホーム東側に歩行者専用踏切がありましたが、2014年（平成26年）夏に閉鎖されました。

のりば

1番線と2番線があり、日中はほとんどの列車が当駅で交換を行います。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は1,836人です。

駅周辺

駅周辺は住宅地となっています。

北口側
寺尾中央公園
新潟工業短期大学
新潟市立五十嵐中学校
新潟市立五十嵐小学校
ひらせいホームセンター 本社・寺尾台店
新潟市道曽和インター信濃町線1号（西大通り）
第四北越銀行 寺尾支店
マルイ 寺尾台店
ウオロク 上新栄町店
チャレンジゃー 寺尾店
南口側
新潟市 西区役所
新潟市立坂井輪図書館
新潟市立坂井輪中学校
第四北越銀行 寺尾支店
蔦屋書店 ベルパルレ寺尾店
新潟県道382号寺尾停車場線

バス路線

駅西側、県道44号の踏切付近に西区区バス坂井輪ルート（Qバス）の停留所があります。また、越後線と並行する新潟交通の「W2 西小針線」および「W3 寺尾線」のバス停も北・南それぞれの幹線道路沿いに設置されています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■越後線

新潟大学前駅 - 寺尾駅 - 小針駅

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