山本翔也

山本翔也のプロフィール

基本情報

• - 名前: 山本翔也（やまもと しょうや）
• - 生年月日: 1988年10月12日
• - 出身地: 福井県武生市（現在の越前市）
• - 職業: 元プロ野球選手（投手）、コーチ

経歴

プロ入り前

山本翔也は、福井県の武生市で少年時代を過ごし、父親の影響で阪神ファンとなり、3年生の時に野球を始めました。武生二中から福井工大福井高校に進学し、1年生の夏に甲子園の舞台を経験。その後、法政大学に進学するも、出場機会に恵まれなかった彼は卒業後、王子製紙の硬式野球部に入団し、プロ入りに向けた道を切り開いていきました。

プロ入り後

2013年のNPBドラフトで阪神タイガースから指名された山本は、契約金5,000万円で入団。入寮初日に右膝を痛めるが大事には至らず、2014年の春季キャンプでの活躍により沖縄組に選ばれるなど、目立つ存在となりました。7月には一軍デビューを果たし、その後も様々な登板機会を得るも、結果を残せず苦しむ時期が続きました。

2015年にはウエスタン・リーグでの活躍を経て、一軍での初勝利を経験。特に、横浜DeNAベイスターズ戦での先発登板において、5回2失点の内容で勝利を呼び込むも、8月にはワーストの成績を記録するなど、波乱のシーズンとなりました。以降、2016年と2017年にはそれぞれ6試合の登板にとどまり、特に2017年はウエスタン・リーグでの好成績が評価されましたが、一軍での出番は限られていました。

2018年には一軍での登板が限られ、年末に戦力外通告を受け、トライアウトへの参加を経て現役を引退する決断を下しました。

現役引退後

退役後、山本はコア・ライフプランニング社に入社し、営業部で主任として活躍しています。2023年には関西独立リーグの堺シュライクスで投手コーチ就任が発表され、選手時代の経験をもとに新たなステージでの挑戦を開始しました。

投手としての特徴

山本は最大142km/hのストレートを武器に、スライダーやカーブ、チェンジアップも駆使した多才な投手であり、特に制球力に優れています。彼の投球フォームは、阪神OBの遠山奨志に似ていることから、左打者相手に強い投球を見せることが期待されていました。サイドスローへの転向後も、さらなる成長を目指して努力を続けています。

パーソナル

ドラフト当日、彼は王子製紙の寮で待機しており、指名を受けた際には驚きを隠せなかったと語っています。また、入寮の際には自身の持ち込んだ高級ティッシュペーパーから「ティッシュ王子」という愛称を持つようになりました。彼がコア・ライフプランニングに入社したのは、同社の代表が阪神ファンであったことからです。

詳細な記録

• - 初登板：2014年7月27日（対広島東洋カープ）
• - 初先発・初勝利：2015年7月4日（対横浜DeNAベイスターズ）
• - 背番号：47
• - 登場曲：岩崎良美「タッチ」、秦基博「Halation」

彼の選手としての道のりは決して平坦ではありませんでしたが、その経験を次世代の選手たちに伝える役割を果たしています。

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