川﨑春花

川﨑 春花（かわさき はるか）

川﨑春花は、2003年5月1日生まれの日本の若手プロゴルファーであり、京都府京都市を故郷としています。彼女は村田製作所に所属し、マネジメントエージェントとしてクロス・ビーを抱えています。彼女の名前の由来は父方の祖父が「春の花がいいんじゃないか」と提案したことに起因しています。

経歴

春花は7歳からゴルフを始め、立命館小学校から立命館中学校を経て、大阪学院大学高等学校を卒業しました。彼女は2014年に京都府小学生冬季ゴルフ大会で優勝し、その後も様々な大会で成果をあげてきました。特に大阪学院大学高等学校時代には、2020年度の関西高等学校ゴルフ選手権と全国高等学校ゴルフ選手権春季大会で個人戦優勝を果たしています。彼女は2021年度の日本女子プロゴルフ協会プロテストでも12位という成績で合格し、プロゴルファーの道を歩み始めます。

プロとして活動を開始した2022年には、最初は思うように成績が伸びない時期が続きましたが、8月にはJLPGAステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」で見事にプロ初優勝を果たしました。この大会以降、彼女のプレーは飛躍的に向上し、同月の「第55回日本女子プロゴルフ選手権大会」でも大きな成果を上げたのです。最終日に4位からスタートし、イーグルを決めるなどしながら6バーディーを奪い、最終的には大会史上最年少となる19歳133日での優勝を達成しました。

同年10月には「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目を挙げ、特に最終日最終組での駆け引きや13番ホールでのバーディー演出が印象的でした。19歳175日でのプロツアー2勝目も当時の日本女子プロゴルフ界では若手記録の一つとされます。2022年シーズンは加賀電子カップでの優勝を含め、プロとしての年間勝利数を4勝に達し、素晴らしい成績で締めくくったのです。

2022年10月24日、彼女は不明な所属先から村田製作所と契約を結び、2022年11月1日から活動を開始しました。2023年シーズンは序盤こそ勝利に恵まれず、シード落ちの危機も迎えましたが、最終的に49位でシード権を保持しました。

そして2024年初戦として台湾女子ツアーのメジャー大会「フォックスコンTLPGAプレイヤーズ選手権」に出場。最終日には2位に4打差で飛び出しましたが、バックナインでの苦戦もありました。それでも必死の結果、海外ツアー初勝利を収めました。

その後のミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップでは、最終日を69で終え、通算18アンダーで3勝目を達成。続く大東建託・いい部屋ネットレディスでも大会記録を4打更新する28アンダーでの勝利を遂げました。8月中旬の「CATレディースゴルフトーナメント」でも初日から首位を守り通しての完全優勝を飾り、ツアー通算での5勝目を手にしました。

表彰

• - 2022年度 JLPGAアウォード 新人賞
• - JLPGAツアー優勝（5回）
• - TLPGAツアー優勝（1回）

川﨑春花は、若干の年齢にも関わらず、プロゴルファーとしてすでに輝かしいキャリアを築き上げています。彼女のこれからのさらなる成長と成功に期待が寄せられています。

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