帯織駅

帯織駅（おびおりえき）

帯織駅は、新潟県三条市帯織に所在する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。

歴史

大正時代、駅近隣の大面油田で原油が採掘され、昭和30年代まで積出基地として活況を呈していました。

年表

1898年（明治31年）6月16日：北越鉄道の駅として開業。
1907年（明治40年）8月1日：北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となる。
1970年（昭和45年）10月1日：貨物取扱を廃止。
1985年（昭和60年）11月：棒線駅化。
1986年（昭和61年）3月3日：簡易委託駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
1992年（平成4年）12月：現在の駅舎に改築。その後、簡易委託が解除され、無人駅となる。
2008年（平成20年）3月15日：新潟近郊区間が拡大され、ICカード「Suica」が利用可能となる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。以前は2面3線でしたが、現在は2番線が廃止されています。両ホームは跨線橋で連絡しています。
燕三条駅が管理する無人駅で、駅舎内には乗車駅証明書発行機、自動販売機、トイレなどが設置されています。

のりば

1番線：新潟方面
2番線：長岡方面

駅周辺

駅周辺は住宅地や農地が広がっています。北西側では、2018年から三条市の県央土地開発公社による宅地造成が行われており、栄地区に整備中の工業流通団地の従業員を主なターゲットとしています。

新潟県道107号帯織停車場大面線
新潟県道256号分水栄線
EkiLab 帯織 - ものづくりの交流拠点
JAえちご中越 帯織プラザ店
帯織郵便局
三条市立大面小学校

バス路線

駅前には越後交通のバス停があります。

帯織駅前
東三条駅前行
栄庁舎行

EkiLab 帯織

2019年11月7日、JR東日本とストカは、無人駅の有効活用と燕三条地域の産業振興、交流拠点形成を目的として、クラウドファンディングを活用し、当駅にものづくりの交流拠点施設「EKILAB」を建設することを発表しました。2019年9月30日から11月29日までクラウドファンディングを実施し、目標金額を上回る資金が集まりました。燕三条地域の有志がドッツアンドラインズを設立し、2020年10月1日に「EkiLab 帯織」がオープンしました。施設内には、作業スペース、交流スペース、シェアオフィスなどが設けられています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■信越本線

見附駅 - 帯織駅 - 東光寺駅

脚注

JR東日本：駅構内図

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 駅の情報（帯織駅）：JR東日本

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