徳益駅

徳益駅について

基本情報

徳益駅（とくますえき）は、西日本鉄道（西鉄）の天神大牟田線に属し、福岡県柳川市大和町徳益にあります。駅の番号はT40で、天神大牟田線の始点である西鉄福岡（天神）駅から60キロの地点に位置しており、地元住民や観光客に利用されています。

歴史

この駅は1938年9月1日に開業されました。開業以来、地域の交通手段として重要な役割を果たしてきました。2008年にはICカード「nimoca」の供用が始まり、利便性が向上しました。そして2017年には駅ナンバリングの導入があり、翌年2021年には駅集中管理システムを導入し、無人化が進められました。

駅構造

徳益駅は単式ホームを持つ1面1線の地上駅で、以前存在していた1956年に建設された駅舎は無人化後に撤去されています。現在のホームは、6両編成の列車を停車させることができる長さがありますが、案内上の乗り場番号は設定されていないため、乗客は列車の行き先に注意してください。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は171人とされており、これは天神大牟田線の中では最も少ない数値です。さらに、西鉄全駅の中でも甘木線の馬田駅や上浦駅に次いで3番目に少ない利用者数となっています。このため、比較的静かな駅として知られています。

駅周辺

駅の周辺には、昭玄寺や国道208号、福岡県道772号徳益蒲船津線などがあり、地域の観光名所や交通路として利用されています。また、柳川自動車学校も近くに位置し、教育機関としての役目も果たしています。これらの施設は、駅利用者にとって便利な環境を提供しています。

隣接駅

隣の駅は西鉄柳川駅（T39）で、徳益駅はその次の駅となります。特急や急行列車はこの駅を通過しますが、普通列車は停車するため、地元の人々の日常の移動には欠かせない存在となっています。

まとめ

徳益駅は、地域の交通の要所として今もなお存在感を持っており、無人化やICカードの導入により利便性が向上しています。歴史ある駅舎の痕跡は残っていませんが、地元住民の生活に溶け込んだ小さいながらも重要な駅です。

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