恵庭駅

恵庭駅（えにわえき）

恵庭駅は、北海道恵庭市相生町に位置する北海道旅客鉄道（JR北海道）千歳線の駅です。恵庭市の代表駅であり、駅番号はH10、電報略号はエニ。事務管理コードは▲131407です。副駅名として「北海道文教大学前」という名称も持っています。

歴史

恵庭駅は、1926年（大正15年）に北海道鉄道札幌線の駅として開業しました。以下に主な歴史をまとめます。

1926年（大正15年）8月21日：北海道鉄道札幌線の駅として開業。
1943年（昭和18年）8月1日：戦時買収により札幌線が国有化。鉄道省千歳線の駅となる。
1954年（昭和29年）5月：駅舎改築。
1986年（昭和61年）8月1日：橋上駅舎化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
1998年（平成10年）12月14日：自動改札機を設置し、供用開始。
2002年（平成14年）3月16日：快速「エアポート」の停車駅となる。
2008年（平成20年）10月25日：ICカード「Kitaca」使用開始。
2019年（令和元年）8月1日：副駅名称として「北海道文教大学前」を設置。

駅構造

ホーム有効長128mで相対式2面2線のプラットホームを持つ橋上駅です。島松駅が管理し、北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を行う業務委託駅となっています。駅には、みどりの窓口、自動券売機、話せる券売機、自動改札機、エスカレーター、エレベーターが設置されています。

のりば

駅のプラットフォームは以下の通りです。

1. 1番のりば
2. 2番のりば

利用状況

2022年（令和4年）度の1日平均乗車人員は6,772人で、JR北海道では10番目に利用者数が多い駅です。

駅周辺

恵庭駅の西口と東口には、それぞれ以下のような施設があります。

西口：恵庭市役所、恵庭市民会館、札幌法務局恵庭出張所など
東口：恵庭市総合体育館、北海道文教大学、北海道安全衛生技術センターなど

西口周辺では土地区画整理事業と市街地再開発事業が一体的に施行され、恵庭市の玄関口としてふさわしい街づくりが進められています。2015年（平成27年）にはアルファ恵庭駅西口再開発ビル（いざりえ）がオープンし、空中歩廊によって恵庭駅と直結しています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）千歳線の隣の駅は以下の通りです。

■特別快速「エアポート」：通過
■快速「エアポート」：千歳駅 (H13) - 恵庭駅 (H10) - 北広島駅 (H07)
■区間快速「エアポート」：サッポロビール庭園駅 (H11) - 恵庭駅 (H10) - 恵み野駅 (H09)
* ■普通：長都駅 (H12) - サッポロビール庭園駅 (H11) - 恵庭駅 (H10) - 恵み野駅 (H09)

一部の普通列車は、サッポロビール庭園駅を通過します。

その他

恵庭駅は、地域住民や学生にとって重要な交通拠点であり、周辺施設の利用にも便利な駅です。駅のバリアフリー化も進んでおり、より多くの人々が快適に利用できるようになっています。

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