慈恵看護専門学校

慈恵看護専門学校

慈恵看護専門学校は、公益社団法人東京慈恵会が運営する看護専門学校です。東京都港区西新橋に位置し、東京慈恵会医科大学西新橋キャンパスと東京慈恵会医科大学附属病院に併設されています。

概要

本校は、日本で初めて創設された看護教育機関であり、130年以上にわたる看護教育の歴史を誇ります。創設以来、多くの看護専門家を輩出し、医療現場を支えてきました。2021年5月1日時点で306人の学生が在籍しています。

看護婦教育所・講習所・養成所時代の卒業生は1888年から1951年までに1,445人、慈恵高等看護学院発足以降の卒業生（本科・1部3,834人、別科・2部1,501人）を含めると、総勢約7,000人以上の卒業生を輩出しています。

歴史

1885年10月 - 有志共立東京病院（現在の東京慈恵会医科大学附属病院）に、有志共立東京病院看護婦教育所が開校。
1887年04月 - 有志共立東京病院看護婦教育所が、東京慈恵医院看護婦教育所と改称。
1904年09月 - 東京慈恵医院産婆養成所を設置。
1907年07月 - 東京慈恵医院看護婦教育所・東京慈恵医院産婆養成所が統合され、東京慈恵会看護婦教育所が開校。
1925年07月 - 東京慈恵会医科大学附属東京病院看護婦講習所が開校。
1943年04月 - 東京慈恵会看護婦教育所に保健婦養成専攻科を設置。
1947年04月 - 東京慈恵会医科大学附属東京病院看護婦講習所と東京慈恵会看護婦教育所が合併し、東京慈恵会医科大学附属病院看護婦養成所と改称。
1947年06月 - 東京慈恵会医科大学附属病院看護婦養成所の専攻科（保健婦養成）を廃止。
1950年04月 - 東京慈恵会医科大学附属病院が看護婦養成所に代わる慈恵高等看護学院を設立。東京都港区芝愛宕町に位置。
1955年03月 - 慈恵高等看護学院の設置者を学校法人慈恵大学より社団法人東京慈恵会に移管。
1963年05月 - 准看護婦対象の2年課程・夜間定時制である「別科」を併設。
1977年03月 - 学校教育法の改正に伴い、慈恵看護専門学校（1部・2部）と改称。
1993年10月 - 一般入学試験に加えて高等学校指定校推薦入学試験を開始。
1996年02月 - 慈恵看護専門学校新校舎（高木2号館）が竣工。
1998年03月 - 慈恵看護専門学校の2部を課程廃止、閉校。
1999年10月 - 大学卒業者入学試験を開始。
2004年03月 - 学生寮を廃止。
2022年04月 - 男女共学に移行。

交通アクセス

都営地下鉄三田線 御成門駅 A5出口より徒歩3分
JR 新橋駅より徒歩12分

その他、内幸町駅、神谷町駅、虎ノ門駅、新橋駅、大門駅、霞ケ関駅からも徒歩圏内です。

関連情報

高木兼寛
大山捨松
英国セント・トーマス病院

外部リンク

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