手稲駅

手稲駅（S07）：札幌市手稲区の交通拠点

手稲駅は、北海道札幌市手稲区手稲本町1条4丁目にある、JR北海道函館本線の駅です。駅番号はS07。副駅名は「北海道科学大学 最寄駅」として親しまれています。

概要

快速「エアポート」や「ニセコライナー」を含む全ての定期旅客列車が停車し、札幌方面へのアクセスに便利な駅です。札幌運転所と繋がっており、当駅始発・終着の列車も多く設定されています。

歴史

1880年（明治13年）：軽川駅として仮開業。当初は旗で合図する簡易停車場でした。
1884年（明治17年）：一般駅に昇格し、軽川駅となります。
1934年（昭和9年）：丸太を使った山小屋風の駅舎に改築。
1952年（昭和27年）：手稲駅に改称。
1965年（昭和40年）：札幌運転所が開所。
1968年（昭和43年）：函館本線の一部が電化。
1982年（昭和57年）：橋上駅舎に改築。
2002年（平成14年）：現在の駅舎が完成。
2006年（平成18年）：JR貨物の駅が廃止。
2007年（平成19年）：駅ナンバリング導入。
2008年（平成20年）：Kitaca導入。
2019年（令和元年）：副駅名称「北海道科学大学 最寄駅」設置。

駅構造

2面4線の島式ホームを持つ橋上駅です。北口と南口があり、北口からは手稲区役所や西友手稲店へ連絡通路が繋がっています。ホームの有効長は6両分で、長編成の列車はホームからはみ出して停車することがあります。終日社員が配置されており、みどりの窓口や自動券売機、Kitacaチャージ機などが設置されています。

駅名の由来

旧駅名の「軽川」は、付近を流れる「涸る川」が由来です。1952年の町政施行に合わせて「手稲駅」に改称されました。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は13,431人で、JR北海道の駅の中で4番目に利用者が多い駅です。かつては長らく2番目に利用者が多い駅でしたが、近年は新千歳空港駅に次ぐ3位となることもあります。

駅周辺

駅周辺には、手稲区役所、病院、商業施設、学校などが集まっており、生活に必要な施設が揃っています。駅前からはバスが多数発着し、札幌市内や近隣地域へのアクセスも便利です。

南口: 国道5号、手稲駅前通、手稲神社など
北口: 手稲区役所、イオン札幌手稲駅前店、手稲渓仁会病院、北海道科学大学など

バス路線

ジェイ・アール[[北海道バス]]と北海道中央バスが乗り入れています。札幌都心、西区、北区、石狩市、小樽市方面へのバスが発着しています。

駅構内の店舗・施設

みどりの窓口
コインロッカー (Kitaca対応)
セブン-イレブン北海道ST手稲店
農家の息子手稲駅店
ゆうちょ銀行ATM
駅ナカBANK（北海道銀行・北洋銀行）
* PUDOステーション

あいくる（自由通路）

駅南北の市街地を結ぶ自由通路で、展示スペースや彫刻が設置されています。「出会い」・「愛くるしい」・「来る」の意味が込められています。

手稲駅は、地域住民の生活を支える重要な駅として、これからも発展していくことが期待されます。

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