打田駅

打田駅

概要

和歌山県紀の川市打田にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）和歌山線の駅です。快速列車は1日に各方面2本ずつ停車します。紀の川市の中心地の一つであり、周辺には市役所や病院、工場、学校など様々な施設があります。

歴史

1900年（明治33年）8月24日、紀和鉄道の船戸駅から粉河仮停車場への延伸によって開業しました。その後、関西鉄道、帝国鉄道庁を経て、1909年（明治42年）10月12日には和歌山線の所属となりました。1978年（昭和58年）4月1日に貨物取扱いを廃止、1984年（昭和59年）10月20日には荷物扱いを廃止しました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となりました。2020年（令和2年）3月14日にはICOCAの利用が可能になり、同年6月1日からは無人駅となりました。

駅名の由来は、古くは紀の川と烏子川に挟まれた田を指す「内田」から転じたという言い伝えがあります。1900年の開業時に地名のまま駅名となり、1956年の町村合併で「打[[田町]]」が成立する際にも、長年親しまれた駅名を引き継ぎました。現在は紀の川市の一部となっています。

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能です。開業当初は1番ホーム側に駅舎がありましたが、公立那賀病院の開設後、2番ホームへのスロープが設置され、2019年に新たな出入口と簡易駅舎が整備されました。これにより、以前は利用されていた跨線橋は撤去されましたが、市管理の跨線橋が別にあり、駅南北間の移動は可能です。橋本駅が管理する無人駅で、一部列車を除き、すべての列車の扉が開くわけではありません。南北両駅舎には新型押しボタン式券売機が1台ずつ設置されています。トイレは北側駅舎にのみ設置されています。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は、公開されている統計データを参照ください。（具体的なデータは省略）

駅周辺

駅周辺には、紀の川市役所（旧・打[[田町]]役場）、総合車両製作所和歌山事業所、パナソニックエナジー社和歌山工場、百合山新四国八十八ヶ所、紀の川市立打田中学校、池田郵便局、公立那賀病院、国道24号（岩出バイパス）、MEGAドン・キホーテ紀の川店などがあります。また、「打田駅西」バス停があり、紀の川市地域巡回バスの各路線が利用可能です。

バス路線

駅前に「打田駅」バス停があり、紀の川市地域巡回バスの以下の路線が経由します。

赤尾藤井コース
長田竜門コース
北勢田コース
三谷コース
黒土高野コース
打田貴志川コース

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）和歌山線

快速
粉河駅 - 打田駅 - 岩出駅
普通
紀伊長田駅 - 打田駅 - 下井阪駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

打田駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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