岩出駅

岩出駅

概要

和歌山県岩出市高塚にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）和歌山線の駅です。岩出市を代表する駅であり、快速列車も停車します。ただし、かつて運行されていた急行「紀ノ川」は停車しませんでした。2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、木造の駅舎が特徴的です。

歴史

岩出駅の歴史は古く、1901年10月10日、紀和鉄道の打田駅-船戸駅間に大宮仮停車場として開業しました。その後、1902年3月1日に大宮駅に昇格、同年4月1日には岩出駅と改称されました。その後、関西鉄道、国有鉄道を経て、1987年の国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となりました。

歴史的な出来事としては、1978年の貨物取り扱い廃止、1984年の荷物扱い廃止、そして2020年のバリアフリー化工事が挙げられます。バリアフリー化工事では、老朽化した跨線橋を撤去し、エレベーター付きの新しい跨線橋が設置されました。同年3月14日にはICOCAの利用が開始され、自動改札機も導入されました。駅業務は、2021年7月1日にJR西日本メンテックからJR西日本交通サービスに移管され、2023年5月31日にはみどりの窓口が営業を終了しました。

駅構造

2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、ホーム間の移動はエレベーター付き跨線橋で行います。1番ホームには多目的トイレが設置されており、バリアフリー化が進んでいます。ホームの北側には留置線（非電化）が1本あります。駅は橋本駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託しています。駅舎内には自動券売機、ICカード対応の自動改札機、乗り越し精算機、改札口コールシステムなどが設置され、利便性が向上しています。

利用状況

岩出駅の1日平均乗車人員は、近年推移しています。（具体的な数値は省略）

駅周辺

駅周辺には、和歌山バス那賀、紀の川コミュニティバス、岩出市巡回バスなどのバス路線が乗り入れ、近畿大学、樽井駅前、りんくうタウン駅前方面などへのアクセスが可能です。かつては南海和歌山市駅や紀伊駅方面への路線もありました。

隣の駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

岩出駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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