新旭駅

新旭駅：高島市の玄関口

新旭駅は、滋賀県高島市新旭町旭に位置する西日本旅客鉄道（JR西日本）湖西線の駅です。駅番号はJR-B15。琵琶湖の西側に位置し、高島市の中心地へのアクセス拠点として、多くの利用客で賑わっています。

駅の歴史：国鉄時代から現代へ

新旭駅は、1974年7月20日、湖西線の開通と同時に開業しました。開業当初は無人駅でしたが、1982年4月には有人駅へと移行。その後、1987年の国鉄分割民営化を経て、JR西日本の駅となりました。2006年にはICOCAの利用が可能となり、利便性が向上しました。2009年には終日全面禁煙化、2011年にはダイヤ改正に伴い快速列車の停車駅となり、ホームも12両編成に対応するよう延伸されました。2018年には駅ナンバリングが導入されています。

駅の構造と設備：高架駅とバリアフリーへの配慮

新旭駅は、相対式ホーム2面2線を持つ高架駅です。分岐器や絶対信号機がないため停留所に分類されます。かつては新快速停車駅の中で唯一12両編成が停車できませんでしたが、ホーム有効長の延長工事により、現在では12両編成の新快速も停車できるようになっています。改札口は1ヶ所のみ。堅田駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅で、朝と夜間は無人となります。ICOCA対応駅ですが、自動改札機はありません。駅周辺にはバリアフリー対応の公衆トイレが整備されています。

利用状況：高島市民の足として

滋賀県統計書によると、新旭駅の1日平均乗車人員は変動があります。（具体的な数値はデータが存在しないため記述できません）高島市役所への最寄り駅であることから、通勤・通学利用に加え、観光客の利用も多いものと推測されます。

駅周辺：高島市の行政・文化の中心地

新旭駅周辺には、高島市役所、新旭体育館、新旭武道館、高島地場産センター、高島市立湖西中学校、阿弥陀寺などの公共施設や教育機関が集中しています。また、高島市観光物産プラザ、JAレーク滋賀やすらぎ新旭ホール、新旭郵便局、熊野本遺跡、新旭森林スポーツ公園といった観光や生活に密着した施設も多数あります。

駅東側には国道161号（高島バイパス）が、西側には滋賀県道558号高島大津線が通り、交通のアクセスも良好です。駅のすぐ南側には「マロニエ通り」という愛称の付いた道路がありますが、国道や県道ではありません。

アクセス：バス路線と周辺道路

駅西口にはバスロータリーがあり、複数の路線バスが発着しています。これらの路線は旧新旭町内を循環運行するものが中心ですが、旧安曇川町へ乗り入れる路線もあります。タクシーも利用可能です。

隣の駅

新旭駅の隣の駅は、湖西線の近江今津駅と安曇川駅です。新快速、快速、普通列車が停車します。

まとめ：高島市の発展を支える重要な駅

新旭駅は、高島市の発展に大きく貢献する重要な交通拠点です。高島市役所へのアクセスや、周辺の観光地へのアクセスという役割に加え、地域住民の生活を支える重要な駅として、その役割は今後も大きくなっていくでしょう。 将来的な利用者増加や更なる利便性向上への期待も高まります。

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