日本英語検定協会

公益財団法人 日本英語検定協会 (Eiken Foundation of Japan)

公益財団法人日本英語検定協会は、実用英語技能検定（英検）の実施や英語教材の開発・出版、英語教育に関する研究助成などを通じて、日本における英語能力の向上に貢献することを目的として活動している団体です。

設立と沿革

1963年4月、旺文社の創業者である赤尾好夫によって設立されました。赤尾は設立当初から理事長を務め、英検の普及に尽力しました。

1963年4月：財団法人日本英語検定協会として設立、第1回実用英語技能検定を実施
1968年：実用英語技能検定が文部省（現文部科学省）の認定を取得
2009年9月1日：財団法人日本英語教育協会と合併
2012年4月：公益財団法人として内閣総理大臣の認定を受ける

主な事業内容

日本英語検定協会は、英語能力判定事業と実用英語の研修・教育事業を主な柱としています。

英語能力判定事業

実用英語技能検定（英検）: 広く一般を対象とした英語能力の検定試験。級ごとにレベルが分かれており、学習者の目標設定や能力測定に活用されています。
英検Jr.：小学生を対象とした英語試験。ゲーム感覚で楽しく英語に触れられるように設計されています。
英検IBA: 英語学習者の習熟度を測るためのテストです。
IELTS: 海外留学や移住に必要な英語力を証明するための試験です。
Linguaskill: ビジネスシーンにおける英語能力を測定するテストです。
GCAS: グローバルコミュニケーション能力を測るテストです。
TEAP/TEAP CBT: 大学生活に必要な英語力を測ることを目的とし、大学入試で活用されるテストです。

実用英語の研修・教育事業

英語教育に関する研究や事業に対する助成金を提供し、実用英語の普及と向上を支援しています。

関連情報

実用英語技能検定：日本英語検定協会が実施する英語検定試験。
英検Jr.：日本英語検定協会が実施する児童向けの英語試験。
旺文社：日本英語検定協会の設立者である赤尾好夫が創業した出版社。
吉田研作：英語学者。日本英語検定協会の理事を務めた。

外部リンク

公益財団法人 日本英語検定協会 公式サイト

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