木津川台駅

木津川台駅について

概要

木津川台駅（きづがわだいえき）は、京都府木津川市吐師高樋に位置し、近畿日本鉄道（近鉄）の京都線の一部として利用されています。この駅は、駅番号がB22であり、地域の住民及び関西文化学術研究都市の関係者の便宜を図ることを目的に設置されました。木津川台駅は、京都線における最も新しい駅であり、既存の線区に新設された駅としても最も最近開業したものです。

歴史

木津川台駅は、1994年（平成6年）9月21日に京都線の新祝園 - 山田川間に新設されました。その後、2007年（平成19年）4月1日からはICカードである「PiTaPa」の利用が開始され、利便性が向上しました。さらに、2024年（令和6年）1月10日には無人駅化が決定されています。

駅の構造

駅は地上にあり、相対式ホームが2面2線を持つ構造です。また、橋上駅舎が備わっています。通常、4両編成の普通列車が停車していますが、過去には6両編成の臨時列車も停車したことがあります。駅の出入口は東西にそれぞれ設置されており、改札口は一箇所のみです。木津川台駅は新田辺駅の管理下におかれた無人駅で、PiTaPaやICOCAに対応した自動改札機と、自動精算機も設置されています。

利用状況

木津川台駅の1日の乗降人員や乗車人員は年々変動していますが、近年の統計では利用者数が増えている傾向にあります。特に、地域の開発や新住宅地の設立により、周辺の利用客が増加しているようです。

駅周辺の環境

駅周辺には様々な施設が存在します。近鉄木津川台住宅地が近く、地域のショッピングには近商ストア（ハーベス）やファミリーマート木津川台駅前店が利用されており、住民の生活を支えています。また、交通路となる京都府道22号や326号、801号の自転車道が整備されています。

周辺には、京都山城福祉会、大宮神社、京都府立南山城支援学校、さらに同志社国際学院の初等部や国際部、木津川市立木津川台小学校などの教育機関も多く見られ、地域における重要な役割を果たしています。

隣接駅

木津川台駅の隣には、近鉄京都線の新祝園駅（B21）と山田川駅（B23）があります。急行はこの駅を通過しますが、普通列車は停車するため、乗り換えが容易です。

まとめ

木津川台駅は、交通の便を提供するだけでなく、地域の発展と住民の交流に寄与する重要な拠点です。今後も無人駅化が進む中での利便性向上が期待されます。

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