札幌テレビ放送

札幌テレビ放送株式会社 - STV

概要

札幌テレビ放送株式会社（STV）は、北海道を放送対象地域としたテレビジョンの放送事業を展開する重要なメディア企業です。地上基幹放送事業者として、地域に密着した情報提供と娯楽をお届けし、北海道民に支持されています。1959年に放送を開始以来、視聴率競争での成功に繋がるプログラムや特製コンテンツの開発に注力してきました。

事業所

札幌を本社とし、道内各地に放送局を展開しています。以下はその主要な拠点です。

• - 札幌放送局（本社）: 北海道札幌市中央区北1条西8丁目1番1号
• - 旭川放送局: 北海道旭川市東旭川北2条6丁目1番2号
• - 苫小牧・室蘭放送局: 苫小牧市表町2丁目1番14号
• - 函館放送局: 函館市美原1丁目48番5号
• - 釧路放送局: 釧路市緑ヶ岡1丁目10番24号
• - 帯広放送局: 帯広市西3条南9丁目2番地
• - 北見放送局: 北見市大通西4丁目4番1号
• - 東京支社: 東京都中央区銀座5丁目15番8号
• - 大阪支社: 大阪市北区堂島浜1丁目14番16号

各放送局は地域ごとの放送ニーズに合わせたコンテンツを提供しています。

歴史

STVは1957年に設立準備が始まり、1959年にアナログテレビ放送の本放送を開始しました。当初は日本教育テレビ（現在のテレビ朝日）とも提携していましたが、その後フジテレビや日本テレビとの協力を強化しました。重要なポイントとして、1962年には日本で初めてテレビが先行開局し、その後にラジオ放送を開始したラジオ・テレビ兼営局となりました。
2005年にはラジオ部門が分社化し、STVラジオ法人として運営されています。そのため、現在はテレビのみを専門に運営している形になります。

視聴率の実績

STVはテレビ視聴率において1992年度から全日（6 - 24時）で31年連続首位という成果を収めており、これは全国民放最長記録です。また、1993年から2004年には視聴率4冠を達成し、2008年から2023年まで再び4冠に返り咲いています。このように、優れた制作能力と地域密着型のアプローチが視聴者からの高い評価を得ており、北海道民から最も信頼されるメディアの一つとなっています。

主な番組とキャラクター

STVの代表的な番組には『どさんこワイド』シリーズがあり、この番組は地域のニュースや情報を詳しく伝えています。また、STVのマスコットキャラクター「どさんこくん」は親しみやすく、地域への愛着を象徴する存在として、多くのファンに愛されています。STVは「どんどんどさんこ」というキャッチフレーズをもとに、風土や文化の魅力を県民に発信する努力を続けています。

未来への展望

現在も新しいコンテンツの開発に取り組んでおり、さらなる視聴者のニーズに応えるための取り組みを行っています。デジタル化と多様化が進むメディア環境において、STVは地域に根差した強固な存在感を持ち続けることで、放送業界のリーダーとしての役割を果たし、北海道の活力を高める一助となっていくでしょう。

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