杜の都信用金庫

杜の都信用金庫（もりのみやこしんようきんこ）

杜の都信用金庫は、宮城県仙台市青葉区に本店を構える地域密着型の信用金庫です。

概要

2005年7月19日、仙台信用金庫と塩竈信用金庫が対等合併し、新たに「杜の都信用金庫」として発足しました。合併に際し、名称は一般公募で決定。「杜の都」という名称には、緑豊かな地域社会への貢献という思いが込められています。この合併は、東北地方における信用金庫再編の先駆けとなりました。

帝国データバンク仙台支店の調査によると、杜の都信用金庫は県内企業におけるメインバンクとして、七十七銀行、仙台銀行に次ぐ高いシェアを誇っています。

店舗展開

杜の都信用金庫は、仙台市を中心に宮城県内に店舗を展開しています。地域経済の活性化に貢献するため、様々な金融サービスを提供しています。

本店・本部の再開発

老朽化に伴い、2007年12月17日に本店営業部を置く本部ビルを広瀬通沿いの中央支店本部ビルへ移転しました。その後、旧本部ビルの跡地にはアーバンネット定禅寺ビルが建設され、2009年10月13日に本店営業部が同ビルへ移転しました。

2019年7月8日には、業務効率化と顧客利便性の向上を目指し、東京エレクトロンホール宮城の北側に新本店ビルを建設し、営業を開始しました。新本店ビルには、本店営業部のほか、ホールやATMが設置されています。

塩竈営業部

旧塩竈信用金庫の本店は、現在の塩竈営業部の位置にありましたが、合併時に旧仙台信用金庫の塩竈支店が同地に移転し、塩竈営業部となりました。組織上は旧塩竈信用金庫本店を継承したものではありません。

沿革

• - 1931年（昭和6年）：有限責任塩竈信用組合として設立
• - 1932年（昭和7年）：仙台信用組合として設立
• - 1943年（昭和18年）：市街地信用組合法により塩竈信用組合に組織変更
• - 1950年（昭和25年）：中小企業共同組合法により塩竈信用組合に組織変更
• - 1951年（昭和26年）：仙台信用組合を仙台信用金庫、塩竈信用組合を塩竈信用金庫にそれぞれ組織変更
• - 1998年（平成10年）：仙台信用金庫が徳陽シティ銀行岩切支店を、塩竈信用金庫が同行塩竈支店の営業譲渡を受ける
• - 2002年（平成14年）：宮城県中央信用組合の事業を仙台信用金庫と宮城第一信用金庫が譲受
• - 2005年（平成17年）：仙台信用金庫と塩竈信用金庫が合併し、杜の都信用金庫となる
• - 2006年（平成18年）：西多賀支店が西多賀営業部に改称
• - 2007年（平成19年）：中央支店ビル内に本部機能を移転
• - 2008年（平成20年）：本店営業部の仮店舗を仙台第一生命タワービルディングに設置
• - 2009年（平成21年）：

- 加瀬沼公園の命名権を取得し、「杜の都信用金庫「モリリン加瀬沼公園」」となる
- 宮城県内5信用金庫と七十七銀行・仙台銀行によるATM出金手数料無料提携「みやぎネット」を開始
- アーバンネット定禅寺ビルで本店営業部が営業開始

• - 2013年（平成25年）：北仙台支店を本店営業部内にブランチインブランチ化
• - 2014年（平成26年）：北仙台支店を再開
• - 2015年（平成27年）：住吉台支店を泉中山支店に統合
• - 2017年（平成29年）：原町支店を卸町支店に移転し、ブランチインブランチ化
• - 2019年（平成31年/令和元年）：

- 卸町支店原町出張所（店舗外ATM）を廃止
- 新本店ビルで営業開始
- 原町支店を卸町支店に統合

• - 2020年（令和2年）：古川支店を新築移転
• - 2021年（令和3年）：中央支店を本店営業部に統合

totoの払い戻し店

杜の都[信用金庫]]の一部の店舗では、[[スポーツ振興くじ]の払い戻しが可能です。詳細は公式サイトをご確認ください。

ギャラリー

[ギャラリーの画像は省略]

脚注

[脚注は省略]

関連項目

• - 東北しんきんカード

外部リンク

• - 杜の都信用金庫公式サイト

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