来田涼斗

来田涼斗 - プロ野球選手

基本情報

来田涼斗（きた りょうと）は、2002年10月16日生まれで、兵庫県神戸市にルーツを持つプロ野球選手です。現在、オリックス・バファローズに所属し、外野手としてプレーしています。彼は右投左打のスタイルで、野球界において期待が寄せられる若手選手です。

経歴

プロ入り前の経歴

来田は神戸市立有瀬小学校から神戸市立長坂中学校を経て、明石市立明石商業高等学校に進学しました。小学6年生の2014年にはオリックス・バファローズのジュニアチームに参加し、本格的な野球キャリアをスタートさせました。

明石商業高等学校では、特に目立つ選手として台頭しました。入学直後の春季兵庫県大会でベンチ入りし、1年夏の第100回全国高等学校野球選手権大会から、3季連続で甲子園の全国大会に出場。彼の最後の年には、新型コロナウイルスの影響で春の大会は中止となるものの、夏には特別に甲子園でプレーする機会が与えられました。2年生の時には、智弁和歌山高校との試合で先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録。一方、2年夏にも履正社高校との試合で先頭打者本塁打を放ち、甲子園での成績をさらに色濃く残しました。

プロ入り

2020年10月26日のドラフトでオリックス・バファローズから3位指名を受け、契約金5000万円、年俸500万円で入団が決定。高校時代からの指導者である乾絵美スカウトが担当し、彼にとって特別な意味を持つ指導者でもありました。

オリックスでの成績

2021年のシーズン

デビュー年の2021年、来田は春季キャンプで二軍チームに配置されましたが、シーズン終盤には一軍に昇格し、7月13日の対北海道日本ハムファイターズ戦で一軍デビューを果たしました。初打席で初球本塁打を放つという快挙を達成し、一気に注目の選手となりました。この年は、最終的に23試合に出場し、打率.211、2本塁打、8打点を記録。シーズンの終了後には年俸が300万円増となる800万円で契約を更改しました。

2022年のシーズン

翌2022年は一軍キャンプからスタート。試合では好走塁で活躍しましたが、負傷により一軍出場は10試合にとどまり、二軍では105試合に出場し、打率.243、7本塁打、33打点という成績を残しました。この年も年俸は800万円で維持されました。

2023年のシーズン

2023年シーズンではオープン戦で好調を維持し、開幕スタメンを勝ち取りましたが、結果が出ずに一軍登録を抹消され、結局は地道に二軍での出場が中心となりました。これでも84試合に出場し、打率.271、3本塁打、26打点を記録。年俸は40万円減となりました。

2024年のシーズン

2024年は開幕前に筋損傷で離脱する厳しいスタートを切ることとなりましたが、今後の復帰に期待が寄せられています。彼が今後どのような成績を残すのか注目です。

選手としての特性

来田は肩の可動域が広く、柔軟な身体の使い方で打撃に迫力があります。特に50メートル走で5秒9のタイムを記録するなど、俊足を誇る選手でもあります。また、オリックス入団後の会見で「トリプルスリー」を目指したいと述べるなど、向上心に満ちたアスリートです。

人物

彼は幼少期からオリックス・バファローズのファンで、特に坂口智隆選手を応援していた経歴があります。若手選手として今後ますますの成長が期待されている来田涼斗選手。その活躍をこれからも見守りましょう。

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