東京衛生アドベンチスト病院

東京衛生アドベンチスト病院

東京衛生アドベンチスト病院は、東京都杉並区天沼に位置する病院です。セブンスデー・アドベンチスト教団が運営する医療法人財団アドベンチスト会に属し、地域医療に貢献しています。病院の敷地内には、教会通りクリニック、めぐみクリニック、在宅ケアセンターが併設されており、包括的な医療サービスを提供しています。救急指定病院であり、日本医療機能評価機構の認定を受けているほか、慶應義塾大学関連病院会の一員でもあります。

概要

当院の歴史は1929年（昭和4年）に遡ります。当初は20床の病院として現在の地に開設されました。1945年（昭和20年）に一時閉鎖されましたが、2年後の1947年（昭和22年）に30床で再開。1996年（平成8年）には産科棟を新築し、産科専用の入口を設けたのが特徴です。同年6月にはホスピスを併設し、2008年には186床が認可されました。2019年に「東京衛生病院」から現在の「東京衛生アドベンチスト病院」に名称を変更しています。

2005年（平成17年）5月には、東京衛生病院付属の教会通りクリニックが開院し、外来の内科、外科、小児科、婦人科、整形外科、泌尿器科、眼科の診療は教会通りクリニックで行われるようになりました。歯科については、2005年12月に付属歯科クリニックが開院し、そちらで診療が行われていましたが、2015年（平成27年）3月に再び病院へ統合されています。

診療科

産科、内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、緩和ケア病棟、リハビリテーション科など、幅広い診療科を有しています。人間ドック、健診、渡航健診(VISA)も行っており、地域医療連携室も設置されています。夜間救急は東京衛生病院が担当しています。

地域では、特に産科と小児科の人気が高く、産科の入口が独立している点が特徴的です。

国内には、セブンスデー・アドベンチスト教団が経営する系列病院として、神戸アドベンチスト病院と沖縄のアドベンチストメディカルセンターがあります。

交通アクセス

JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」北口より徒歩7分
関東バス「東京衛生病院入口」下車、徒歩3分

関連項目

辰口信夫
慶應義塾大学病院
三育学院大学

外部リンク

東京衛生アドベンチスト病院
* セブンスデー・アドベンチスト教団

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