松本市美術館

松本市美術館について

松本市美術館は、長野県松本市中央に位置する現代美術館で、2002年に開館しました。この美術館は、主に信州にゆかりのある作家による作品を展示しており、地域のアートシーンに重要な役割を果たしています。特に、草間彌生をはじめとする著名な作家の作品を取り揃えた常設展示室が注目を集めています。また、定期的に企画展も開催され、訪れる人々に新たなアート体験を提供しています。

歴史

松本市美術館は、開館当初から信州のアーティストに焦点を当てており、草間彌生、上條信山、池上百竹亭、田村一男、細川宗英といった作家の作品が常に展示されています。特に草間の大型作品「幻の華」は、玄関横に置かれており、美術館を訪れる人々を出迎えます。

2021年には大規模な改修工事を行い、約1年にわたって休館しました。この間に、展示ケースや壁の補修、照明のLED化、赤ちゃん休憩室の新設などが実施されました。そして、2022年4月21日にリニューアルオープンを果たし、より魅力的な空間として生まれ変わりました。

建築概要

美術館の設計は宮本忠長建築設計事務所が手がけており、その構造はSRC造及びS造で、地上3階、一部4階の規模を身持ちます。敷地面積は10,185.92㎡、建築面積は3,495.62㎡、延床面積は7,741.87㎡に及び、芸術作品がより引き立つデザインとなっています。さらに、この美術館は第44回BCS賞を受賞しており、その建築的価値も高く評価されています。

交通アクセス

松本市美術館へのアクセスは非常に便利です。JR松本駅から徒歩で約15分の距離にあり、松本駅お城口から松本周遊バス（タウンスニーカー）の南コースに乗車し、「市民芸術館西」にて下車後、徒歩で3分程度で到着します。他の美術館や文化施設への訪問にも適しています。

周辺情報

美術館周辺には、まつもと市民芸術館や深志神社、全久院、源智の井戸といった観光スポットがあります。これらの施設と合わせて訪れることで、松本市の文化や歴史をより深く体験できるでしょう。

公式情報

現在、美術館の最新情報やイベント情報は公式サイトやSNS（Facebook、Twitter）で発信されています。また、草間彌生に関する特別企画などもチェックしてみると良いでしょう。松本市美術館で、芸術の奥深い世界を堪能してください。

もう一度検索