板持駅

板持駅について

板持駅（いたもちえき）は、山口県長門市深川湯本に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）美祢線の駅です。長門市中心部から南に位置し、周辺には住宅団地と田園地帯が広がっています。

歴史

板持駅は、美祢線の中でも比較的新しい駅で、その歴史は以下の通りです。

1958年（昭和33年）7月25日: 美祢線の長門湯本駅 - 正明市駅（現・長門市駅）間に新設開業しました。当時は気動車の旅客のみを扱う駅員無配置駅で、美祢線内の各駅の中で最後に開業した駅です。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道が駅を継承しました。
2010年（平成22年）7月15日: 大雨による厚狭川の氾濫で橋梁や路盤が流失し、全線が不通となり、営業を休止しました。
2011年（平成23年）9月26日: 全線で運転が再開し、板持駅も営業を再開しました。
2023年（令和5年）7月1日: 再び大雨による厚狭川の増水で橋梁と路盤が流出し、全線が不通、営業休止となりました。その後、7月4日より代行バスの運行が開始されました。

駅構造

板持駅は、長門市方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅（停留所）です。長門鉄道部が管理する無人駅で、駅舎はなく、ホーム上に待合所が設けられているのみです。駅へは直接ホームに入る形となります。

駅前スペースは狭く、駐輪場が設けられている程度です。

利用状況

板持駅の1日の平均乗車人員については、詳細なデータは公開されていません。

駅周辺

駅周辺は、長門市中心部より南側に位置し、住宅団地と田園地帯が混在するエリアです。駅の東側には国道316号が美祢線と並行して通っており、田園地帯の中に店舗や事業所などが点在しています。

主な周辺施設は以下の通りです。

板持簡易郵便局: 駅の北へ約200メートル
ながとスポーツ公園: 駅の東へ約800メートル
長門市立向陽小学校: 駅の南へ約1.2km

バス路線

駅の西側約120メートルの団地内には、サンデン交通の「板持団地前」停留所があり、以下の方面へのバスが利用可能です。

長門市中心部・青海島方面
小月駅・下関駅方面

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）美祢線

長門湯本駅 - 板持駅 - 長門市駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 板持駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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