柳町達

柳町達選手のプロフィール

柳町達（やなぎまち たつる）は、1997年4月20日生まれのプロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスに所属する外野手です。彼は茨城県稲敷市の出身で、右投左打ちの選手です。

経歴

プロ入り前

柳町選手は、小学校1年から野球を始め、新利根エンゼルスで育ちました。中学校では取手シニアに所属し、2年次には三塁手として全国大会優勝を果たしました。卒業後は慶應義塾高等学校に進学し、1年生から三塁手としてレギュラーを勝ち取りますが、甲子園出場の経験はありません。彼の高校の同期には津留﨑大成、植田将太がいます。

高校卒業後は慶應義塾大学に進み、1年春の開幕戦で活躍し、ベストナインに選出されます。その後も順調に出場を重ねる一方で、3年春と秋は打率が振るわず苦労しました。しかし、4年春には打率.378で復活し、通算100安打も達成しました。大学野球日本代表にも選出され、特に4年での首位打者の称号を獲得しました。

プロ入り

2019年の日本プロ野球ドラフトでは福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受け、契約金4000万円、年俸760万円で契約しました。入団発表会が行われ、背番号は32に決まりました。

ソフトバンクでの成績

2020年

柳町選手は新人ながら開幕一軍を果たし、6月21日に公式戦初出場を記録。同年、最初の打点は対埼玉西武ライオンズ戦でのヒットでした。シーズンオフには年俸を770万円に増額して契約更新しました。

2021年

シーズン中盤に一軍昇格し、先発出場して2安打を記録。この年は自己最多の20試合に出場し、最終戦ではプロ初本塁打を打ちました。契約更改では800万円に増額されました。

2022年

この年も多くの試合に出場し、特に栗原陵矢選手の離脱後はレギュラーとして活躍しました。最終的に107試合に出場し、契約更新時には2900万円に増額されました。

2023年

柳町選手は116試合に出場。流し打ちが得意で、打率.257、出塁率.375を記録しました。契約更改では3400万円に増額される形となりました。

2024年

二軍で開幕し、交流戦で好成績を収めた後、一軍に昇格。その後も好調を維持し、特に8月にはプロ初の4安打を記録しました。

選手としての特徴

柳町選手は、多才な打者であり、広角打法を得意としています。高校時代の通算本塁打は約30本とのことで、50メートル走は6秒2、遠投記録は120メートルにのぼります。守備でも内野外野問わずこなせる器用さを持ち合わせています。

人物

彼はソフトバンク入団後に「ギーマ」という愛称で親しまれています。幼少期からの熱心なソフトバンクファンであり、松中信彦や城島健司を応援していたことで知られています。

代表歴

• - 第6回 FISU世界大学野球選手権大会（2018）：大学日本代表
• - 第43回 日米大学野球選手権大会：大学日本代表

彼の今後のさらなる成長と活躍に期待が寄せられています。

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