柴田陽子

柴田陽子: ブランドプロデューサーの軌跡

柴田陽子（しばた ようこ、1971年12月19日生まれ）は、日本の著名なブランドプロデューサーであり、柴田陽子事務所の代表取締役を務めています。彼女のキャリアは多岐にわたり、特に企業のブランドコンサルティングでその名を知られています。今も、シバジムアカデミーの校長として教育活動にも精力的に取り組んでいます。

経歴の始まり

神奈川県三浦郡葉山町で育った柴田は、1990年に清泉女学院中学高等学校を卒業しました。その後短期大学を卒業後、シカゴの大学への留学を果たしました。卒業後は外食企業に入社し、新規業態の開発に従事しました。これが彼女のキャリアの基盤となります。

その後、化粧品会社「シュウウエムラ」での商品開発やサロン業態の開発に携わる中で、彼女のブランディングセンスが磨かれていきました。2003年にはレストラン開発会社の取締役に就任し、ビジネススキルを更に高めていきます。

独立とブランド活動

2004年には32歳で柴田陽子事務所を設立し、ブランディングプロデューサーとしての道を歩み始めました。コーポレートブランディングや店舗プロデュース、商品開発など、多岐にわたるコンサルティング業務を手掛けました。2013年には自身のファッションブランド「BORDERS at BALCONY」を立ち上げました。このブランドではデザインにも積極的に関与し、独自のスタイルを確立しました。

柴田は、2012年に渋谷ヒカリエのレストランフロアをプロデュースし、テナント選びやコンセプトの構築を手掛けました。2014年にはセブン＆アイ・ホールディングスの「グランツリー[[武蔵小杉]]」の総合プロデューサーを務め、商業施設の成功を収めました。また、2015年にはミラノ国際博覧会における日本館のレストランプロデューサーにも選ばれました。このように、彼女は様々なプロジェクトで重要な役割を果たしてきました。

教育とスキンケアへの展開

彼女の「自分が本当に納得できるものづくりがしたい」という思いから、理想の洋服作りを追求し、2013年に「BORDERS at BALCONY」を立ち上げました。また、2021年10月には「シバジムアカデミー」を開校し、人間力を育てる教育に力を入れています。同年11月にはスキンケアブランド「COCO amie（ココアミ）」を立ち上げ、さらなるチャレンジを続けています。

主な実績・著書

柴田陽子が関わった主なプロジェクトには、シュウウエムラのネイルブティック開店、麻布十番の「レインボーロールスシ」、ローソンの「Uchi Cafe SWEETS」、さらにパレスホテル東京の飲食施設などがあります。彼女の実績は質の高いプロジェクトに裏打ちされており、各所で高い評価を得ています。

また、著書においては「部下を、暗闇の中で働かせていませんか?」や「気が利く人の押さえどころ」など、ビジネスに役立つ知識やノウハウを提供しており、多くの読者に影響を与えています。

柴田陽子は、ただのブランドプロデューサーにとどまらず、教育者や作り手としても多様な分野で活躍しています。彼女の試みは今後も多くの人々に影響を与え、勢いを増していくことでしょう。

もう一度検索