梓設計

株式会社梓設計 (あずさせっけい)

概要

株式会社梓設計は、日本の組織系建築設計事務所として1945年に設立されました。その設立者である清田文永を中心に運営されており、当初は「梓建築事務所」という名称で活動を開始しました。梓設計は、設計分野において最先端技術を導入することに注力しており、特にBIM（Building Information Modeling）の導入に早くから取り組んでいます。2010年には、国土交通省が業務標準としてBIMを要求した新宿労働総合庁舎プロジェクトにおいて公募型プロポーザルに選定された実績があります。

沿革

梓設計の歴史は長く、以下のような重要な発展がありました。

• - 1946年: 清田文永が自宅で合資会社梓建築事務所を設立。
• - 1947年: 社名を株式会社に変更し、清田文永と大竹十一が事業を拡大。
• - 1973年: 社名を現在の株式会社梓設計に改称し、本社を五反田に移転。
• - 1999年: ISO9001認証を取得し、設計品質の向上に努める。
• - 2005年: 本社を天王洲に再移転。
• - 2017年: フランスのGLevents社からの受け入れを実施。
• - 2018年: フランスのINGEROP社と提携を結ぶ。
• - 2019年: 株式会社柳澤孝彦＋TAK建築研究所の全株式を取得し、大田区羽田旭町のMFIP羽田に本社を移転。

主な作品

梓設計は様々な重要なプロジェクトを手がけており、その中でも特に注目すべき作品を以下に挙げます：

• - 函館空港国内線旅客ターミナル
• - 東京国際空港国際線旅客ターミナル
• - 福岡空港国際線旅客ターミナル
• - 中部国際空港ターミナルビル
• - 神戸空港旅客ターミナル
• - 横浜ハンマーヘッド
• - 青森県立三沢航空科学館
• - 日本大学理工学部船橋校舎
• - 埼玉スタジアム2002
• - 国立新競技場

これらのプロジェクトでは、空港施設から文化施設、体育施設に至るまで多岐にわたる設計を行っています。

関係者

清田文永をはじめ、大竹十一や多田正男、田村敏夫など多くの実力者が梓設計の発展を支えてきました。これらの人物は建築設計の分野で重要な役割を果たし、それぞれの専門性を活かして新しい設計理念を追求してきました。

結論

株式会社梓設計は、技術革新と高品質な設計に向けた努力を続けており、近年も国際的なパートナーシップを構築することで、さらなる発展を目指しています。日本の建築設計界の中で重要な役割を果たしており、今後もその活躍は期待されます。

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