楠木ともり

楠木ともりのプロフィールとキャリア

楠木ともり（くすのき ともり）は、1999年12月22日に東京都で生まれた日本の女性声優であり、シンガーソングライターです。彼女はソニー・ミュージックアーティスツに所属し、レコードレーベルはSACRA MUSICで活動しています。

経歴の始まりと声優デビュー

楠木は中学2年生の時にア animeシリーズ『こばと。』の再放送を観たことをきっかけに声優を志すようになりました。特に花澤香菜の素晴らしい演技に心を掴まれ、独学で声優の勉強を始めました。

2016年には、ソニー・ミュージックアーティスツのオーディション「アニストテレス」の第5回で特別賞を受賞し、この経験が彼女の声優としての道を切り開くことになります。翌年の2017年には、アニメ『エロマンガ先生』で女子中学生役として声優デビューを果たしました。

さらに2018年には『メルヘン・メドヘン』の鍵村葉月役で自身初の主演を務め、同年にはファンとの交流の場としてメンバーズサイト「TOMOROOM」が開設されます。また、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』のレン役での出演が話題となり、同年8月には『Animelo Summer Live 2018』に出演し、彼女の知名度は高まりました。

楠木ともりの音楽活動

楠木ともりは2019年に自身の誕生日イベントにてソロメジャーデビューの発表をし、2020年には1st EP『ハミダシモノ』をリリースしました。音楽キャリアを築く中で、インディーズ時代には自ら作詞・作曲を手掛けた楽曲を披露し続け、夢を実現するための日々を送っていました。

健康との闘い

彼女は2021年に医師からエーラス・ダンロス症候群と診断されて以来、健康問題を抱えながらも活動を続けています。この病気によって、大きな動きを伴うパフォーマンスは制限されていますが、彼女は声優とアーティストとしての職務を果たすことに情熱を持ち続けています。2023年3月には、『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の優木せつ菜役を降板しましたが、ゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』の仕事は続けています。

人物像と活動理念

幼少からピアノを習い、中学では吹奏楽部、高校では軽音楽部に所属していた彼女は、音楽と声の世界に強い情熱を注いできました。好きな歌手や作品の数々が彼女の人生に色を与えており、自身が演じるキャラクターへの思い入れも深いのが特徴です。

また、彼女は「みんなの心にあかりを灯す」を信条に活動しており、苦しんでいる人々に寄り添う存在でありたいと語っています。過去にいじめを受けた経験から、自らの過去を克服したアニメやアニソンの存在が大きいと感じており、これからもサポートし合えるアーティストであり続けることを望んでいます。

まとめ

楠木ともりは、声優業界での活躍だけでなく音楽でも彼女の魅力を発揮し続けているアーティストです。今後の活躍にますます期待が寄せられており、彼女のファンとの絆や情熱的な活動は続いていくことでしょう。彼女の未来に注目です。

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