横浜国際平和会議場

横浜国際平和会議場

横浜国際平和会議場は、神奈川県横浜市西区みなとみらいに位置する、国際会議場、展示ホール、ホテルを含む大規模なコンベンションセンターです。通称「パシフィコ横浜」として知られ、「パシフィコ」は「Pacific」と「Convention」を組み合わせた造語です。近年はMICE（会議、報奨旅行、展示会）施設としての機能をさらに強化しており、19年連続で国内で最も多くの国際会議を開催しています。

概要

施設は、1991年にみなとみらい地区に建設され、当初は会議センターとヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが完成しました。その後、展示ホールや国立大ホールが整備され、2002 FIFAワールドカップのメインプレスセンターとしても使用されました。本施設は、大規模な展示を行うための拡張にも取り組んでおり、新たな展示場の整備が進められています。

2010年にはアジア太平洋経済協力首脳会議（APEC）が開催されるなど、国際的なイベントも多く実施されています。また、数々のロケ地にも利用されており、地域における文化やビジネス活動の拠点となっています。

施設の構成

• - 展示ホール: 最大20,000m²の広さを持ち、無柱構造で4つに分割可能。多様なイベントに対応できます。
• - 国立大ホール: 国内最大級の国際会議場で、5010人収容可能。独特なデザインが特徴です。
• - 会議センター: 約50の会議室を備えており、幅広い規模の会議に対応しています。
• - アネックスホール: 多目的ホールとして利用され、様々なイベントが開催されます。
• - ノース: 新たに整備された大型多目的ホールを持つ施設。約6,300m²の広さで、同時に3,000人の会議が可能です。

アクセスと周辺施設

横浜国際平和会議場には、みなとみらい線の「みなとみらい駅」から徒歩10分、JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーラインの「桜木町駅」からも徒歩でのアクセスが便利です。車の場合は、首都高速神奈川1号横羽線の「みなとみらいランプ」から約2分で到着できます。

周辺には臨港パークやクイーンズスクエア横浜もあり、観光やリラックススペースとしても利用されます。また、運営する株式会社横浜国際平和会議場は、循環型社会を目指し、廃棄物発電にも取り組んでおり、地域に貢献しています。

まとめ

横浜国際平和会議場は、その多目的な交流機能を活かして、国内外のさまざまなイベントを受け入れており、地域経済や文化の発展に寄与しています。大規模な施設で全国的にも有名なこの場所は、今後のさらなる発展が期待されています。

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