水城駅

水城駅（みずきえき）について

水城駅は福岡県大野城市下大利三丁目にある、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。駅番号はJB06で、交通の要所として地域に貢献しています。

歴史

水城駅の開設は1913年9月21日、当初は鉄道院が運営する駅としてスタートしました。1984年には荷物の取り扱いが廃止され、1987年4月1日には国鉄の分割民営化に伴いJR九州がその運営を引き継ぎました。また、2000年には自動改札機が設置され、続いて2009年にはICカードの使用が開始されました。最近では2022年3月11日にきっぷうりばの営業が終了し、駅のサービスも変化してきています。

駅名の由来

駅名は、開業当初の地名である筑紫郡大宰府町の「水城」に由来しています。水城は古代からの国防施設であり、駅がその近くに位置したことが名前の由来となっています。

駅の構造

水城駅は相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、ホーム同士は跨線橋でつながっています。駅舎は東側の下り（鳥栖方面）ホームに接しており、カーブに位置しているため、乗降客の確認用にモニターも設置されています。2023年9月30日までは、JR九州サービスサポートが業務を請け負う形で運営されていました。

利用状況

2020年度のデータによると、水城駅の1日平均乗車人員は1,661人で、JR九州の駅では第86位に該当しています。近年の利用状況を示すデータもあり、地域の交通機関としての重要性がうかがえます。

駅周辺

水城駅は大野城市の中央部に位置し、駅前の道路を200mほど歩くと太宰府市に入ります。駅周辺は主に住宅地が広がっていますが、駅前にはバス路線が発着しておらず、また幹線道路からも離れているため、静かな環境が保たれています。600mほど離れた位置には西鉄下大利駅がありますが、当駅周辺は比較的閑静です。

駅周辺の観光スポットには、特別史跡である水城跡や南福岡自動車学校、三浦鏝絵美術館などがあります。これらの施設は地域の文化や歴史に触れる良い機会となるでしょう。

隣の駅

水城駅の隣接駅は、鹿児島本線の大野城駅（JB05）で、通過駅としては太宰府信号場が存在します。

水城駅は地域の生活に密着した駅として、多くの人々に利用されています。今後もその役割が期待される場所です。

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