津古駅

津古駅の概要

津古駅（つこえき）は福岡県小郡市津古に位置し、西日本鉄道（西鉄）天神大牟田線の駅として地域住民に親しまれています。駅番号はT18で、この駅から下り列車が筑後地方へ向かいます。ただし、駅管理は隣町の筑紫野市にある西鉄二日市駅が行っています。

歴史

津古駅は1924年4月12日に開業しました。開業から数十年の間に駅舎が1961年に改築され、その後2000年には入場専用の西口が設けられました。2008年からはICカード「nimoca」が使用可能となり、交通の利便性が向上しました。また、2017年には駅ナンバリングが導入され、運行の分かりやすさが改善されました。さらに、2022年には駅集中管理システムが導入され、特に多くの小学生が利用することを考慮して、駅員が朝7時30分から午後4時30分まで配置されることとなりました。

駅構造

津古駅は相対式ホームを2面持ち、2線の地上駅です。ホームの有効長は5両編成までしかなく、6両以上の列車が到着した場合にはドアカットが行われます。また、ホームと駅舎は構内踏切で結ばれており、この構内踏切が設置されているのは西鉄福岡（天神）駅から数えて初めての駅です。駅舎は下りホーム側にのみ設置されており、西側の改札口は入場専用です。1990年代後半まで自動改札機が未設置であったため、駅員による手売りでの乗車券販売が行われていました。

利用状況

2022年度のデータによると、津古駅の1日平均乗降人員は2,092人です。この数値は年々変動があり、地域の交通利用の状況を反映しています。

駅周辺

津古駅は小郡市の北端に位置しており、筑紫野市との市境までは約200メートルという至近距離です。駅周辺はかつて農地が広がっていましたが、福岡市のベッドタウンとしての発展とともに一戸建て住宅が増加しています。駅の周辺には大規模な商業施設や公的施設は見られませんが、宝満川が美しく流れています。周辺には聖和記念病院や小郡津古簡易郵便局、くわの眼科、栗田耳鼻科、サニー光が丘店、くろいわサイクルなどが点在しています。

隣接駅

津古駅には隣接する筑[[紫駅]]（T17）と三国が丘駅（T19）が存在しています。また、特急や急行は当駅を通過するため、普通列車の利用が主になります。

津古駅は地域住民にとって重要な交通の要所であり、今後もさらに便利に利用されることが期待されています。

もう一度検索