火の国へ

石川さゆり「火の国へ」の詳細解説

「火の国へ」は、1978年7月1日にリリースされた石川さゆりの20枚目のシングルです。作詞は阿久悠、作曲・編曲は三木たかしが担当しました。

楽曲の背景

この楽曲は、石川さゆりの故郷である熊本県を舞台にしたご当地ソングです。歌詞には、熊本のシンボルとも言える活火山「阿蘇山」が登場し、その雄大な自然と力強さが表現されています。熊本県、特に熊本市は石川さゆりの出身地であり、彼女のルーツを色濃く反映した作品と言えるでしょう。

紅白歌合戦での披露

「火の国へ」は、1978年末の『第29回NHK紅白歌合戦』で石川さゆりによって歌唱されました。この年、彼女は2年連続2回目の出場を果たし、この曲は多くの人に知られるきっかけとなりました。

レコード会社を跨いでの収録

この曲のシングルレコードは日本コロムビアから発売されましたが、その後、石川さゆりがポニーキャニオン、テイチクエンタテインメントへとレコード会社を移籍したため、それぞれのレコード会社から発売されたベストアルバムにも収録されています。

収録曲

シングルには以下の2曲が収録されています。どちらも作詞は阿久悠、作曲・編曲は三木たかしが手掛けています。

1. 火の国へ（4分12秒）
2. 奇跡があるなら（4分5秒）

関連情報

この楽曲は、1978年の音楽シーンを代表する一曲であり、九州・沖縄地方のご当地ソングとしても広く知られています。石川さゆりの代表曲の一つとして、今もなお多くの人に愛され続けています。

この楽曲は、石川さゆりの力強い歌声と、阿久悠の情感豊かな歌詞、三木たかしのドラマティックなメロディーが融合した、聴き応えのある作品です。熊本の壮大な自然を背景に、故郷への愛と情熱が歌い上げられています。ご当地ソングでありながら、普遍的なテーマを内包しており、多くの人々の心に響く作品と言えるでしょう。

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