空間設計

株式会社空間設計の概要

株式会社空間設計（くうかんせっけい）は、1984年に及川政志を代表として設立された日本のアトリエ系建築設計事務所です。設立以来、テーマパークやレジャー施設をはじめとし、研究施設や医療機関における設計に特化して数多くの実績を残しています。空間設計は、その独自のデザインと機能性を兼ね備えた作品で、利用者に快適で魅力的な空間を提供することを目指しています。

沿革

株式会社空間設計は、1983年12月に創立され、1984年3月には正式に株式会社として港区新橋で本社を開設しました。その後、1985年には中央区八丁堀へ移転し、1986年にはオリエンタルランド本社内に浦安分室を設置しました。この浦安分室は、様々なプロジェクトに対応するための重要な拠点として機能しました。

1994年には本社を中央区八丁堀三丁目に移転し、2002年には浦安分室を閉鎖して本社に統合しました。その後、2013年11月には新川二丁目に再度移転し、今に至ります。長い歴史の中で、株式会社空間設計は地域のニーズに応じた多様なプロジェクトを遂行し続けています。

主な作品

空間設計の代表的な作品には、レストラン北斎や東京衛生病院（玄関棟、産科婦人科棟、エネセン棟、ホスピスなど）、Show Base 2000、ワイルドブルーヨコハマ、ららぽーとスキードームSSAWSがあります。さらに、金光学院の寮棟や食堂棟（この作品は日本建築家協会優秀建築選2006賞を受賞）や結婚式場（ララマリー、新山口Wedding Court EMILIA）など、多種多様な建築物を手掛けています。

また、Samsung Everland（Aesop's Village、Friendly Monkey Valley、Euro Town）や金光北ウィングやつなみホール、光風館といった宿泊・研修施設も代表作です。空間設計は、研究施設としても評価が高く、BMSA・環文研共同研究棟やQTEC神戸試験センターなども設計しています。さらに、歯科クリニックや教育施設（東京三育小学校、北浦三育中学校など）を含む、幅広い分野での実績を誇ります。

関係人物

この設計事務所の代表である及川政志氏は、数々の優れたプロジェクトを通じて、空間設計の発展を支えてきました。彼自身の理念やビジョンが、会社の方向性に大きな影響を与えているといえるでしょう。

参考文献

株式会社空間設計の取り組みや作品については、以下の雑誌を参考にすることができます。KJや建設ジャーナル、日経アーキテクチュアなど、さまざまな媒体でその業績が紹介されています。

空間設計は、その独自性と実績によって、日本の建築界での重要な位置を占める存在となっています。これからも新しい空間の創造に挑戦し続けることでしょう。

もう一度検索