竹駒駅

竹駒駅

竹駒駅（たけこまえき）は、岩手県陸前高田市竹駒町に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線BRTのバス停留所です。かつては同線上に存在した鉄道駅でしたが、東日本大震災による津波で流失し、その後BRTの駅として再整備されました。

歴史

竹駒駅は1933年（昭和8年）12月15日に開業しました。当時は鉄道駅として機能していましたが、1972年（昭和47年）には貨物と荷物の取り扱いが廃止され、駅員が配置されない無人駅となりました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。

2011年（平成23年）3月11日に発生した東日本大震災では、大津波により駅施設が流失するという甚大な被害を受けました。その後、2013年（平成25年）3月2日にBRT（バス高速輸送システム）により仮復旧し、駅は国道上に一時的に移設されました。同年9月28日には、駅周辺のバス専用道が供用開始されたことに伴い、旧駅舎のあった場所にBRT用の駅舎が整備され、現在の場所に移設されました。2020年（令和2年）4月1日には、気仙沼駅と盛駅間の鉄道事業が廃止されたため、鉄道駅としての竹駒駅は廃駅となりました。

駅構造

現在の竹駒駅はBRT専用道上に設置されており、上り線と下り線それぞれの乗降場が向かい合って配置されています。下り線（陸前高田方面）の乗降場には、待合室とトイレが設置されています。構内は2車線で構成されています。震災前は、単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、気仙沼駅が管理する無人駅でした。当時は待合所が設置されていました。

利用状況

JR東日本の発表によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は6人です。2013年度（平成25年度）以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

[ここに表が入ります]

駅周辺

駅周辺には、陸前高田市の住宅地や田園風景が広がっています。かつては駅前に商店などもありましたが、震災の影響でその多くが移転または廃業しています。

隣の停留所

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線BRT

陸前矢作駅 - 竹駒駅 - 栃ヶ沢公園駅

かつて存在した鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線

陸前矢作駅 - 竹駒駅 - 陸前高田駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

駅の情報（竹駒駅）：JR東日本

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