筒井巧

筒井巧について

筒井巧（つつい たくみ）は、1964年7月3日生まれの日本の俳優、声優、そして忍術家です。彼は大阪府出身で、身長177cm、体重67kg、血液型はA型であることが知られています。彼の本名も筒井巧です。大阪府立吹田東高等学校を卒業後、大阪芸術大学環境計画学科に進学し、学業を修了しました。卒業後は劇団青年座に所属し、俳優としてのキャリアをスタートさせます。特技には卓球があり、また戸隠流忍術の第三十五代宗家としても知られています。

来歴

1980年、筒井は高校在学中に劇団伽羅倶梨に入団し、演劇の道を歩み始めました。1984年にはドラマ『母娘戦争』で俳優デビューを果たし、87年には大学を卒業後、東京に移り住んで劇団青年座に加わりました。1988年には特撮ドラマ『世界忍者戦ジライヤ』に主演し、主人公の山地闘破役を演じ、この作品で初めての主演を務めました。この特撮ドラマでの活躍により、彼は広く知られるようになります。

以降も、『釣りバカ日誌』シリーズの赤井役や、『監察医・室生亜季子』の助教授役として、長期に亘るレギュラー出演を果たしました。1996年からは声優としても活動を開始し、主に洋画の吹き替えを中心にキャリアを広げました。特に彼が印象に残る役柄として挙げられるのは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のオーウェン・ラーズ役です。

2015年には『手裏剣戦隊ニンニンジャー』第34話にゲスト出演し、26年ぶりに山地闘破役を再演しました。また、2019年には戸隠流忍術の第三十五代宗家に指名され、その後も忍術家としての活動を続けています。

主な出演作品

筒井巧の活躍は映画やテレビドラマにとどまらず、舞台、バラエティ、CM、声優業務など多岐にわたります。映画においては『釣りバカ日誌』シリーズでの赤井役や、そのほかさまざまな作品に出演しています。特に、シリーズ作品においては数多くの続編に登場しており、その演技力とキャラクターの魅力で多くのファンに親しまれています。

テレビドラマでは、1980年代から現在に至るまで多くの作品に出演しており、特に『世界忍者戦ジライヤ』や『監察医・室生亜季子』では重要な役割を果たしました。

筒井は舞台にも力を入れており、ミュージカルやストレートプレイなど、様々な形態の舞台に出演してきました。2006年には太宰治の生涯を描いた舞台で主演を務め、その演技で高い評価を受けました。

此外、彼は多くのCMにも出演し、幅広い分野で活動しています。特に、トヨタや日産などの大手企業の広告でもその顔を見かけることができます。

まとめ

筒井巧は、日本のエンターテインメント界で多才な才能を発揮し続ける俳優であり、声優でもあります。忍術家としての顔も持ち、観客やファンに楽しさを提供している彼の今後の活躍が期待されています。

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