箕浦駅

箕浦駅：香川県最西端の無人駅

箕浦駅（みのうらえき）は、香川県観音寺市豊浜町箕浦にある、四国旅客鉄道（JR四国）予讃線の駅です。駅番号はY21で、香川県内の鉄道駅としては最西端かつ最南端に位置しています。隣の川之江駅との間には愛媛県との県境があり、県を跨ぐ駅としても知られています。

歴史

1916年（大正5年）4月1日：鉄道院によって開設されました。
1970年（昭和45年）6月1日：貨物取扱が廃止されました。
1971年（昭和46年）11月8日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりました。
1977年（昭和52年）10月：駅構内にうどん店が開店し、地元の人々に親しまれました。
1984年（昭和59年）11月：駅舎が解体され、代わりに貨車を改造した待合室が設置されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR四国が駅を承継しました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、1番線が上下副本線、2番線が上下本線（制限速度100km/h、一線スルー）として使用されています。通常、交換列車がない場合は、列車種別に関わらず2番線に入線します。駅舎は貨車を改造したもので、無人駅となっています。観音寺方面には車庫があります。

JR四国発足前後の期間には、旧型客車を改造したカフェレストラン「エイティーエイト」が併設され、利用者に親しまれていましたが、現在は閉店しています。また、駅のトイレは2022年に廃止されました。

のりば

利用状況

1日の平均乗車人員は、近年減少傾向にあります。

駅周辺

駅の周辺には、国道11号が通っています。また、駅から約700メートル離れた場所に観音寺市のりあいバス「箕浦」停留所があります。

その他

予讃線は、高松駅から当駅までトンネルがない路線ですが、当駅の西にある鳥越トンネル（愛媛県との県境）をはじめとするトンネルは断面が小さいため、パンタグラフの折り畳み高さが4000mm未満の車両しか通過できません。そのため、JR他社の一部の電車（マリンライナー専用のJR四国5000系電車を含む）は当駅より西に入ることができません。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■予讃線

■快速「サンポート」・■普通

豊浜駅 (Y20) - 箕浦駅 (Y21) - 川之江駅 (Y22)

脚注

注釈：特になし

出典：観音寺市の現況

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧

外部リンク

[箕浦駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道](URLはここに記載）

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