川之江駅

川之江駅について

川之江駅（かわのええき）は、愛媛県四国中央市川之江町に位置する、四国旅客鉄道（JR四国）予讃線の駅です。駅番号はY22。駅の表示パネルには「街中すっぽり紙の駅」というユニークなコメントが添えられています。愛媛県内の駅としては最東端に位置し、予讃線は隣の箕浦駅との間にある鳥越トンネルで香川県との県境を越えます。

歴史

川之江駅は、1916年（大正5年）4月1日に鉄道院の駅として開業しました。その後、1957年（昭和32年）には跨線橋が設置され、1983年（昭和58年）には駅舎が改築されました。同年には、100km未満の近距離乗車券と特急券を発券できる自動券売機が導入され、利便性が向上しました。

1984年（昭和59年）には貨物取扱が廃止され、1986年（昭和61年）には新聞紙を除く荷物扱いも廃止されました。1987年（昭和62年）の国鉄分割民営化に伴い、JR四国の駅となり、1988年（昭和63年）には線路名改称により、予讃本線から予讃線の駅となりました。

2021年（令和3年）には、みどりの券売機プラスが導入されましたが、同年12月31日をもって、みどりの窓口の営業は終了しました。

駅構造

川之江駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。線路配置は1線スルーとなっており、1番線が上下本線、2番線が上下副本線として使用されています。通常、列車は種別や方面に関わらず1番線に入線しますが、列車交換時には、特急同士、普通同士の場合は1番線に上り列車、2番線に下り列車が入線します。特急と普通列車の場合は、方面に関わらず1番線に特急、2番線に普通列車が入線します。

駅構内には、整備車両留置用の引込線も数本設置されており、かつては川之江止まりの普通列車の留置にも使用されていました。現在の駅舎は、1983年に改築された鉄筋コンクリート造2階建ての建物です。

のりば

1番のりば：予讃線（上り）　
2番のりば：予讃線（下り）

利用状況

川之江駅の1日平均乗車人員は以下の通りです。
（具体的な数値は別途調査が必要）

駅周辺

川之江駅周辺には、以下のような施設があります。

川之江港
川之江城
泉製紙
川之江造機
愛媛県立川之江高等学校
四国中央市立川之江北中学校
四国中央市立川之江小学校
フジ川之江店
中国銀行 川之江支店
四国中央病院

バス路線

瀬戸内運輸のバスが、七田、新居浜、川之江営業所方面へ発着しています。かつては、七田から土讃線阿波池田駅まで運行していましたが、2010年4月に廃止されました。この路線は、2001年3月末までJR四国も運行していましたが、撤退後もバス乗り場の屋根に「JR四国バスのりば」という表示が残っていました。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■予讃線

特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP高松」停車駅
快速「サンポート」・普通
箕浦駅 (Y21) - 川之江駅 (Y22) - 伊予三島駅 (Y23)

脚注

（脚注に関する情報は別途調査が必要）

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧

外部リンク

四国の駅情報 | 川之江駅 - 四国旅客鉄道

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