紀ノ川駅

紀ノ川駅について

紀ノ川駅（きのかわえき）は、和歌山県和歌山市に所在する南海電気鉄道の駅です。駅の利用番号はNK44で、周辺には多くの住宅地も広がっています。紀ノ川駅は南海本線と加太線の接続地点として、多くの乗客に利用されています。

利用可能な鉄道路線

紀ノ川駅は南海電気鉄道の主要な駅の一つで、以下の2つの路線が利用可能です。

• - 南海本線
• - 加太線（加太線は名目上の始発駅ですが、実際の運転系統は隣の和歌山市駅から始まります。）

日中、紀ノ川駅から和歌山市駅への運行は、本線の普通列車と加太線の列車が運行されており、上下線ともに毎時6本の列車が走っています。

駅の歴史

紀ノ川駅の歴史は1898年にさかのぼります。当初は和歌山北口駅が開業し、その後1903年に紀ノ川橋梁の開通に伴い、紀ノ川駅が設立されました。1944年に近畿日本鉄道の駅となり、1947年に南海電気鉄道へと路線譲渡されました。2000年代に入ると、駅ナンバリングが導入されるなどの進化を遂げています。

駅構造

紀ノ川駅は相対式2面2線を持つ地上駅です。南海本線と加太線の鉄道路線は、ホームの難波駅寄りにて平面分岐しています。駅舎は1番ホーム側にあり、車椅子対応トイレも完備されています。2つのホームは跨線橋で接続されていますが、エレベーターは設置されておらず、1番ホームのみがバリアフリーに対応しています。

のりば

南海本線と加太線は、進行方向ごとにホームを共有しています。

利用状況

2022年度のデータによれば、紀ノ川駅の一日平均乗降人員は2437人でした。この乗降客数は、南海電気鉄道全体の駅の中で63位に位置しています。

駅周辺の施設

紀ノ川駅の周辺は住宅地が広がっており、様々な施設があります。駅の東側には和歌山県立和歌山北高等学校や和歌山市立河北コミュニティセンター、紀ノ川駅前郵便局、紀陽銀行紀の川支店、さらにはテレビ和歌山やタクシー会社のマジオドライバーズスクールなどが立地しています。また、駅から西へ約3kmほどの距離には阪和線の六十谷駅もあります。

バス路線

紀ノ川駅前には、「紀の川駅前」として知られるバス停が存在し、和歌山バスが運行する様々な路線が発着します。主な路線には、六十谷線（83系統と84系統）や南海和歌山市駅行き、川永団地行きが含まれます。

隣の駅

紀ノ川駅の隣には、南海本線の和歌山大学前駅（NK43）や和歌山市駅（NK45）があり、加太線の東松江駅（NK44-1）へもアクセス可能です。

紀ノ川駅は和歌山県の交通機関として重要な役割を果たしており、地域の発展とともに成長を続けることが期待されています。

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