羽後岩谷駅

羽後岩谷駅（うごいわやえき）

羽後岩谷駅は、秋田県由利本荘市岩谷町字川端に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。由利本荘市の北部に位置し、かつては大内町唯一の駅として地域住民に利用されていました。

歴史

1922年（大正11年）10月16日：国鉄陸羽西線の駅として、由利郡岩谷村に開業。
1924年（大正13年）4月20日：羽越線（後の羽越本線）に所属線を変更。
1971年（昭和46年）10月1日：貨物取り扱いを廃止。
1981年（昭和56年）10月15日：荷物扱いを廃止。駅員無配置駅となり、簡易委託駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
2000年（平成12年）3月15日：旧・大内町商工会との合築駅舎に改築し、駅部分の供用を開始。
2000年（平成12年）4月1日：PR館がオープンし、記念式典を挙行。
2023年（令和5年）3月18日：由利本荘市による乗車券委託販売（簡易委託）の受託を解除し、終日無人化。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

地上駅で、単式ホーム2面2線を有しています。かつては単式・島式混合の2面3線でしたが、現在は2番線の線路の架線が撤去され、使用されていません。ホーム間の移動は跨線橋を利用します。羽後本荘駅が管理する無人駅であり、駅舎は2000年（平成12年）に旧大内町商工会との合築で建てられました。

のりば

各ホームは以下の通りです。

番線	路線	方向	行先
-	-	--	---
1	羽越本線	上り	秋田方面
3	羽越本線	下り	酒田、新潟方面

利用状況

JR東日本が公表しているデータによると、2000年度から2021年度までの1日平均乗車人員は以下の通り推移しています。

(具体的な乗車人員のデータは省略)

駅周辺

駅周辺には、住宅地や田畑が広がっています。旧大内町の中心部に位置し、地域住民の生活を支える駅としての役割を担っています。

その他

折渡駅方面へ向かう線路には、1000分の10の勾配区間が存在します。1971年（昭和46年）には、この勾配区間で30両の貨車を牽引する蒸気機関車が登坂できず、羽後岩谷駅方向へ約1.8キロメートル逆走する事故が発生しました。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

羽後本荘駅 - 羽後岩谷駅 - 折渡駅 - 羽後亀田駅

※一部の列車は折渡駅に停車しません。

脚注

(脚注に関する情報は省略)

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 駅の情報（羽後岩谷駅）：JR東日本

もう一度検索