肥後長浜駅

肥後長浜駅（ひごながはまえき）

肥後長浜駅は、熊本県宇土市長浜町西の二に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）三角線（あまくさみすみ線）の駅です。穏やかな海に近いこの駅は、地域住民や観光客にとって、のどかな風景を楽しむための起点となっています。

歴史

肥後長浜駅は、その歴史の中でいくつかの重要な変遷を経験してきました。

1931年（昭和6年）7月17日：肥後長浜仮停留所として、鉄道省によって開設。
1939年（昭和14年）1月1日：肥後長浜駅に昇格。
1952年（昭和27年）1月10日：小荷物取扱開始（ただし、配達取次は無し）。
1962年（昭和37年）4月1日：業務委託駅となる（日本交通観光社に委託）。
1973年（昭和48年）9月20日：小荷物取扱廃止。無人駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR九州が継承。

駅構造

現在の肥後長浜駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。かつて存在した駅舎は撤去され、その跡地には小さな開放的な待合所が設けられています。無人駅であり、静かな時間が流れる場所となっています。

駅周辺

駅の周辺は、自然豊かな環境が広がっています。海が近く、夏には海水浴客で賑わう長浜海水浴場が駅前にあります。また、周辺には数軒の海の家があり、訪れる人々に海の恵みを提供しています。国道57号が有明海沿いを走っていますが、駅からは少し離れています。

国道57号
長浜海水浴場 - 駅前すぐ。
デイリーヤマザキ宇土長浜店
網田漁業協同組合長浜支所
長浜簡易郵便局
長部田海床路

バス路線

国道57号沿いには「長浜駅前」停留所があり、産交バスの路線が発着しています。これにより、周辺地域へのアクセスも容易です。

産交バス
三角宇土駅線
三角産交
宇土駅

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■あまくさみすみ線（三角線）

住吉駅 - 肥後長浜駅 - 網田駅

肥後長浜駅は、三角線沿線の静かな駅の一つとして、その役割を担っています。駅を降りると、目の前には穏やかな海が広がり、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。日常の喧騒から離れ、静かな時間を過ごしたい方にとって、ここはまさに理想的な場所と言えるでしょう。

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 肥後長浜駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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