船越涼太

船越涼太選手のプロフィールと経歴

船越涼太（ふなこし りょうた）は、1993年11月26日生まれで千葉県流山市出身の元プロ[[野球選手]]です。ポジションは捕手で、右投右打の選手として知られていました。彼の妹、船越千紘も女子野球日本代表として活躍した選手です。

プロ入り前の経歴

船越選手の野球キャリアは、流山市立江戸川台小学校の少年野球チーム「初石クーガーズ」に所属していた頃に始まりました。小学6年生のときにはエース兼キャプテンとしてチームをリードし、第2回CUP選抜学童軟式野球大会での優勝を果たしました。この大会を経て、彼はマリーンズJrに選出され、さらなる活躍を見せ、第1回NPB12球団ジュニアトーナメントで準優勝に貢献しました。このときの仲間には高山俊や近藤健介がいます。

流山市立北部中学校では、軟式野球部に所属し、より一層技術を磨きました。その後、柏市立柏高校に進学し、野球部に加入。1年次から遊撃手としてレギュラーを務め、2年生の夏には5番打者として全試合に出場し、チームを8強入りさせる活躍を見せました。3年次には主将としてチームを率いるものの、甲子園には進出することはありませんでした。この高校時代のチームメートには宇佐見真吾や森和樹がいます。

高校卒業後、船越選手は王子に入社し、本格的に捕手としてのトレーニングを始めました。社会人野球で2年目の都市対抗野球本戦には出場し、4年目にはチームの防御率を0.72に抑える好リードを披露。打撃面でも準々決勝で2ラン本塁打を放つなど、ベスト4進出に貢献しました。

プロ入りと広島時代

2015年、船越選手は広島東洋カープからプロ野球ドラフトで4位指名を受け、契約金4,300万円、年俸800万円で入団。背番号54でのスタートが決まりました。

2016年には7月12日の読売ジャイアンツ戦で公式戦初出場を果たし、初打席で初安打を記録しました。しかし、この年の出場はこの1試合だけでした。翌年の2017年は公式戦での出場はなかったものの、二軍のウエスタン・リーグで50試合に出場し、打率.234、1本塁打、14打点という成績を残しました。

2019年には開幕一軍入りを果たしましたが、シーズンを通じて出場の機会は得られず、10月21日に戦力外通告があり、引退を発表することとなりました。

王子硬式野球部での復帰

2020年1月、船越選手は古巣の王子硬式野球部に復帰し、いわゆる現役続行を果たしました。しかし、2022年シーズン途中で退団することとなりました。

選手としての特性

船越選手は優れた遠投能力を持ち、最長115メートルの遠投を記録。また、二塁への送球は1.8秒台という強肩も評価されています。その強肩と巧みなインサイドワークは、プロの舞台でも注目されていました。

記録

• - 初出場：2016年7月12日、対読売ジャイアンツ12回戦（MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島）
• - 初打席・初安打：同上、戸根千明からの中前安打

背番号

• - 54 （2016年 - 2019年）

船越涼太選手は、そのキャリアを通じて地道な努力を重ね、プロ[[野球選手]]としての夢を追い続けた選手でした。彼の卓越した技能は、今も多くの野球ファンの記憶に残っています。

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