近藤健介

近藤健介

近藤 健介（こんどう けんすけ、1993年8月9日生まれ）は、千葉県千葉市緑区を出身とするプロ[[野球選手]]で、福岡ソフトバンクホークスに所属しています。プレースタイルは外野手を主に、捕手としても守備に就くことがあります。右投左打の選手であり、特に優れた打撃力と選球眼を武器にしており、2021年には東京オリンピックにおいて、日本代表として金メダルを獲得しました。

経歴

プロ入り前

近藤は千葉県の軟式野球クラブ、泉谷メッツで野球を始めました。小学校6年生の時に千葉ロッテマリーンズジュニアに選出され、NPB12球団ジュニアトーナメントで準優勝を果たしました。中学では修徳中学校の軟式野球部に進み、全国中学校軟式野球大会にも出場。高校は横浜高等学校に進学し、硬式野球に転向しました。高校では特に目立った成績を残し、最終的に北海道日本ハムファイターズから捕手として4位指名を受けてプロ入りしました。

日本ハム時代

2012年にプロ入りし、初年度から一定の出場機会を得ます。開幕戦では二軍で迎えましたが、その後一軍に昇格し、若手捕手として重要な役割を果たしました。2015年には初の開幕スタメンを果たし、そのシーズンで規定打席にも到達。2016年には打撃成績が向上し、次第にチームの中心選手として活躍するようになりました。しかし、2017年には怪我に悩まされ、思うようなプレーができないシーズンとなりました。

ソフトバンク移籍

2022年には海外FA権を行使し、福岡ソフトバンクホークスに移籍。この移籍により自身のキャリアに新たなスタートを切ることとなりました。背番号は3に変更され、初年度から打撃力を発揮し、26本塁打、87打点を記録し、最多本塁打および最多打点の二冠を獲得しました。特にパ・リーグでも打率3割を超える成績を収めました。

代表経歴

近藤は2017年にはアジアプロ野球チャンピオンシップに選出され活躍し、2019年にはWBSCプレミア12にも出場しました。そして2021年の東京オリンピックでは日本代表として金メダルに貢献し、2023年にはWBCにも選出されるなど、国際舞台でも実力を示しています。

選手としての特徴

近藤の強みは高い選球眼にあり、四球を多く選ぶプレースタイルが特徴です。出塁率も高く、打撃面では安定した成績を残しています。守備面でも外野手、捕手と様々なポジションをこなすことができ、全体的なスキルセットにおいて非常にバランスの良い選手です。特に外野での守備では高い評価を受けており、ゴールデングラブ賞を受賞した実績もあります。

人物

愛称は「コンスケ」や「コンちゃん」として親しまれています。彼の明るい性格とチームをまとめる能力から、リーダーシップが期待されています。オリンピックでの金メダル獲得の功績によって、地元の千葉市ではゴールドポストが設置されるなど、地域からも多大な支持を受けている選手です。

主な記録と受賞歴

• - 本塁打王：1回（2023年）
• - 打点王：1回（2023年）
• - 最高出塁率：3回（2019年、2020年、2023年）
• - ベストナイン：4回
• - ゴールデングラブ賞：1回（2023年）
• - オールスターゲーム出場：4回

このように、近藤健介選手は日本のプロ野球界において、非常に注目される選手であり、彼の今後の活躍に大いに期待が寄せられています。

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