街裏ぴんく

街裏ぴんくのプロフィールと経歴

概要

街裏ぴんく（まちうら ぴんく、本名：島谷洋平）は1985年2月6日に生まれ、日本のお笑い芸人として活躍しています。現在はトゥインクル・コーポレーションに所属しており、2024年のR-1グランプリでは見事優勝を果たしました。その独特な芸風は、多くのファンに支持されています。

幼少期からの成長

彼の幼少期は、一人遊びをすることが多く引っ込み思案だったとされていますが、小学校4年生の頃に藤井隆のギャグを披露したことがきっかけでお笑い班としての活動を始めました。高校2年生の時に出会った友人が今の漫才の相方となり、彼と一緒にR&Bのクラブシンガーとして活動を開始します。この流れが彼の漫談家としてのキャリアの始まりとなりました。

学生時代と漫才活動

2003年に上宮太子高等学校を卒業した後、神戸学院大学に進学します。在学中に漫才コンビ「裏ブラウン」を結成し、初舞台を吉本興業のオーディションで踏みます。2年目には本格的に活動し、塾に入塾、芸人としてのスキルを磨くも、結成3年でコンビは解散しました。

漫談家デビュー

2007年に「街裏ぴんく」としてフリーのピン芸人としてデビューします。芸名はコンビ名から取っており、いかつい見た目とは裏腹に「ピンク」という言葉を選びました。松竹芸能に所属した後は、吉本新喜劇のオーディションに挑みましたが、落選。また、島木譲二に弟子入りを希望しましたが、実現には至りませんでした。

上京と芸人活動

2012年に東京に上京し、浅草リトルシアターで修行を続けます。その後もさまざまな事務所に挑戦し、2014年からトゥインクル・コーポレーションに所属します。2017年にはラジオ番組で優勝し、2019年にR-1グランプリ準決勝に進出。2022年には「Be-1グランプリ」で優勝し、2024年にはR-1グランプリの決勝に進出し、見事優勝を果たしました。

芸風とスタイル

街裏ぴんくの漫談は、奇妙な設定やファンタジックなストーリーを体験談風に語るスタイルが特徴です。彼自身はこれを「地に足のついたファンタジー漫談」と表現しています。かつてはフリップ芸や実際の出来事を元にしたぼやきも取り入れていましたが、2014年以降、代表作「ホイップクリーム」が評価され、ファンタジー漫談へのシフトを決意します。

舞台衣装や特徴

彼は基本的にスーツに蝶ネクタイを着用し、R-1グランプリ2024では自身のスタイルを大切にしています。特に「ウソ」と書かれたTシャツを舞台衣装として用いるなど、ユニークなセンスが光ります。

趣味や交友関係

彼の趣味には中高年観察やアホソング作成があり、特技としては甘い歌声が挙げられます。また、売れていない時代に駒場孝との交流を深めた経緯もあり、その助言を活かしてネタに結婚指輪をつけるなどの工夫をしています。

まとめ

街裏ぴんくは、その独特のスタイルとユーモアで魅了し続ける日本のお笑い芸人です。彼の漫談は、ただ笑いを提供するだけでなく、観客を不思議な世界へと誘い込む力を持っています。今後の活動にも注目です。

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