赤坂バイパス

赤坂バイパス

赤坂バイパスは、広島県福山市瀬戸町大字山北から同市神村町に至る、全長4.2kmの国道2号バイパスです。かつて二次改築が行われた区間であり、地域住民の交通利便性向上に貢献しています。

概要

地域高規格道路としては、国道2号松永道路の一部と合わせて倉敷福山道路の一部に指定されています。都市計画道路としては、備後圏都市計画道路3・3・601号瀬戸本郷線の一部です。

路線データ

起点：広島県福山市瀬戸町大字山北
終点：広島県福山市神村町（国道2号松永道路と接続）
延長：4.2km
規格：第3種第1級
設計速度：80km/h
道路幅員：
土工部：19.0m
トンネル部：16.0m
車線幅員：3.5m
車線数：4車線（暫定2車線）
最高速度：60km/h

歴史

1998年に暫定2車線で開通しました。開通後は、並行する旧国道2号が広島県道54号福山尾道線に移管されました。

年表

1975年2月18日：備後圏都市計画道路3・3・601号瀬戸本郷線の一部に指定
1982年5月25日：都市計画決定
1983年4月：事業化
1986年：用地着手
1988年：工事着手
1998年3月14日：供用開始
2001年3月29日：備後圏都市計画道路3・3・601号瀬戸本郷線の都市計画変更を実施

路線状況

開通前は、JR山陽本線備後赤坂駅前交差点を中心に激しい渋滞が発生していました。バイパス開通後は交通が分散し、旧国道（広島県道54号福山尾道線）の交通量は約6割減少しました。

道路施設

赤坂トンネル：延長315m、幅員7.0m。将来は下り線用となる見通し。
神村一区トンネル
神村竜王トンネル：延長577m、幅員7.0m。将来は下り線用となる見通し。

地理

通過する市町村

広島県福山市

通過地

瀬戸町大字山北 - 赤坂町大字早戸 - 赤坂町大字赤坂 - 神村町

交差する道路

上側が起点側、下側が終点側。

キロポスト補正

赤坂バイパスは広島県道54号福山尾道線よりも距離が600m長いため、キロポストには補正が行われています。

交通量

2005年度道路交通センサスによると、福山市赤坂町赤坂の平日24時間交通量は33,126台でした。

参考文献

福山市議会事務局『市政概要』 2017年度版、福山市役所、2017年9月。
福山市市政施行100周年記念事業推進委員会『福山市政100周年』福山市役所、2016年7月1日。

関連項目

地域高規格道路一覧
中国地方の道路一覧

外部リンク

* 国土交通省 中国地方整備局 福山河川国道事務所

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