道場南口駅

道場南口駅：神戸電鉄三田線の駅

道場南口駅は、兵庫県神戸市北区道場町日下部にある、神戸電鉄三田線沿線の駅です。駅番号はKB25で、標高は169mです。1928年（昭和3年）の三田線開通と同時に開業し、2007年には駅舎が改築されました。

駅の概要

道場南口駅は、島式1面2線のホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能です。ホームの他に、留置線と作業用のホームが1面ずつあります。駅舎は下り線側の三田寄り、2007年の改築によって南欧風のデザインとなり、多機能トイレ（車椅子及びオストメイト対応）も設置されています。

駅務遠隔システムを導入しており、駅員は巡回体制です。そのため、構内売店はありません。自動券売機、自動改札機・自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターは、センター駅から遠隔操作されています。

線路配置と運用

2番線を上下本線とした一線スルー構造です。行き違いがない場合は上下列車とも2番線を通りますが、現在は多くの列車が道場南口駅で行き違いを行うダイヤになっています。そのため、実質的にホームが方向別に分かれています。1番線は三田方面からの入線に対応していません。

2番線の横には、ホームのない行き止まり線があります。以前は夜間作業の資材やバラストの積み込みに使用されていましたが、現在は道場車庫から資材を積み込んでおり、イベントでの車両展示や、ダイヤ乱れ時の車両留置に使用されています。

ダイヤと利用状況

1時間あたり上下線ともに4本の列車が発着します。三田方面行きは各駅停車です。2022年度の1日平均乗車人員は1,482人でした。近年は周辺地域の、道場八多地区（道場町日下部＋八多町中）の人口増加に伴い、駅利用客数も増加傾向にあります。2007年から2017年の10年間で、人口は約1.5倍、駅利用客数は1.71倍に増加しました。

駅周辺

駅前に住宅は少ないですが、駅から少し離れたところに住宅地が広がっています。駅の二郎寄りには、5線で24両を収容できる留置線があります。

アクセス

バス路線も利用可能です。（具体的な路線は省略）

隣の駅

歴史

1928年（昭和3年）12月18日：神戸有馬電気鉄道三田線開通と同時に開業。
1947年（昭和22年）1月9日：神有三木電気鉄道（現在の神戸電鉄）となる。
* 2007年（平成19年）3月27日：駅舎改築。

まとめ

道場南口駅は、利便性と静けさを兼ね備えた、乗客にとって快適な駅です。周辺地域の開発による利用客増加も期待され、神戸電鉄三田線における重要な拠点として、今後も発展していくことが予想されます。

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