金浦駅

金浦駅（このうらえき）

金浦駅は、秋田県にかほ市金浦町字十二林に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。駅舎は金浦町立図書館「こぴあ」との合築となっており、地域住民の利用が多いのが特徴です。

歴史

金浦駅は、大正時代に国鉄陸羽西線の駅として開業しました。その後、羽越線への所属変更、貨物・荷物取り扱いの廃止、駅員無配置化などを経て、現在に至ります。以下に主な歴史をまとめます。

1922年（大正11年）6月30日：国鉄陸羽西線の駅として開業
1924年（大正13年）4月20日：羽越線（後の羽越本線）に所属線変更
1971年（昭和46年）10月1日：貨物取り扱い廃止
1981年（昭和56年）10月15日：荷物扱い廃止、駅員無配置駅となり、簡易委託化
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる
1998年（平成10年）3月11日：金浦町立図書館「こぴあ」との合築駅舎が完成
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始

駅構造

金浦駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅です。ホーム間は跨線橋で連絡しています。駅舎本屋は西側にあり、金浦町立図書館「こぴあ」と合築されています。羽後本荘駅が管理する簡易委託駅で、駅構内には地域住民による駅そば店が営業しています。

のりば

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は117人です。近年は減少傾向にありますが、地域住民にとっては重要な交通拠点となっています。

駅周辺

金浦駅周辺には、にかほ市コミュニティバスや羽後交通の路線バスが発着しており、公共交通機関の利用が可能です。また、東京駅・新宿駅西口方面への夜行高速バス「エクスプレス鳥海号」も連絡しています。

にかほ市コミュニティバス「大竹線」
羽後交通路線バス
仁賀保高校線
本荘・象潟線
夜行高速バス「エクスプレス鳥海号」（東京駅・新宿駅西口方面）

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

象潟駅 - 金浦駅 - 仁賀保駅

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

駅の情報（金浦駅）：JR東日本

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