金華山リス村

金華山リス村

金華山リス村は、岐阜県岐阜市の金華山山頂に位置するタイワンリスの動物園です。金華山ロープウェーの山頂駅から岐阜城へ向かう途中にあり、ロープウェーを運営する岐阜観光索道株式会社によって管理されています。

概要

約100坪の広さのオープンゲージの中に、革手袋を着用して入ることができます。そこでは、調教されたタイワンリスに間近で餌を与えることができます。このリス村は、1965年（昭和40年）に開園し、日本で最初のリス園として知られています。

金華山に生息するリスは、リス村から逃げ出したものではありません。その起源は、1936年（昭和11年）に岐阜公園で開催された「躍進日本大博覧会」にまで遡ります。この博覧会の会場から逃げ出したリスが野生化し、そのリスを捕獲して調教したのが、現在のリス村のリスたちです。

施設概要

面積: 330平方メートル（約100坪）
構造: オープンゲージ
* リスの数: 約100頭

リス村の場所は、もともと岐阜城の「硝煙庫」があった場所です。そのため、石垣や礎石、柱穴などの遺構が残っていた可能性も指摘されていますが、発掘調査などは行われておらず、工事によって破壊されてしまっている可能性が高いです。

アクセス

金華山リス村へのアクセスは以下の通りです。

1. JR岐阜駅から岐阜バス長良方面行きに乗車（約12分）。
2. 「岐阜公園歴史博物館前」停留所で下車。
3. 徒歩約3分で金華山ロープウェー「金華山麓駅」へ。
4. 金華山ロープウェーに乗車（約4分）。
5. 「金華山頂駅」で下車後、すぐにリス村に到着します。

外部リンク

金華山リス村

金華山リス村は、リスとのふれあいを通じて、自然と動物への理解を深めることができる貴重な場所です。岐阜を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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