釧路湿原駅

釧路湿原駅（くしろしつげんえき）

釧路湿原駅は、北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）釧網本線の駅です。駅番号はB56。広大な釧路湿原の自然に囲まれた駅として、多くの人々に利用されています。

歴史

釧路湿原駅の歴史は、1987年に2日間限定で開業した谷地坊主村駅（やんちゃぼうずむらえき）に遡ります。この臨時駅は、釧路湿原の国立公園化を記念したイベント「グリーンアッセンブリー'87」の来場者輸送のために開設されました。

1987年8月8日：谷地坊主村駅が臨時駅として開業。
1987年8月10日：谷地坊主村駅が廃止。
1988年7月23日：釧路湿原駅が臨時駅として開業（夏季・秋季のみ営業）。
1996年12月1日：釧路湿原駅が常設駅化。

駅名の由来

駅名は、開業前年に国立公園に指定された釧路湿原（釧路湿原国立公園）に由来します。この豊かな自然環境を象徴する駅名として、広く親しまれています。

駅構造

釧路湿原駅は、単式ホーム1面1線の地上駅です。無人駅であり、駅舎はカラマツ材を使用したログハウス風のデザインで、屋根は翼を広げたタンチョウをイメージしています。開業当初は駅舎内に売店も設けられていました。

利用状況

開業当初は1日200人の利用を見込んでいましたが、近年は観光客を中心に利用されています。詳細な乗車人員の推移は以下の通りです。

（具体的な乗車人員データは省略）

駅周辺

釧路湿原駅周辺には、豊かな自然を満喫できるスポットが数多くあります。

釧路湿原国立公園：広大な湿原が広がり、多様な動植物が生息しています。
細岡展望台：釧路湿原を一望できる絶景スポットです。
釧路川：カヌーなどのアクティビティも楽しめます。
新釧路川
細岡ビジターズ・ラウンジ

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■釧網本線

塘路駅 (B58) - （臨）細岡駅 (B57) - 釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)

※一部列車は細岡駅を通過します（冬季間は全列車）。

釧路湿原駅は、釧路湿原観光の拠点として、また、自然を満喫できる駅として、多くの人々に愛されています。

もう一度検索