阪神高速16号大阪港線

阪神高速16号大阪港線について

阪神高速16号大阪港線は、大阪府大阪市の西船場JCTから天保山JCTに至る、阪神高速道路の重要な路線です。この路線は、4号湾岸線の一部である天保山JCT・南港JCT間を含み、南港北入口には16号大阪港線のランプ番号も付与されています。そのため、しばしば16号大阪港線として扱われることがあります。

4号湾岸線や5号湾岸線が開通した後、16号大阪港線は湾岸エリアと大阪市内を結ぶ唯一の路線として、その重要性を増しました。しかし、このことが原因で交通量が非常に多く、特に3号神戸線と合流する阿波座JCT付近を先頭に、非常に長い渋滞が頻繁に発生しています。東行き方向では、渋滞が湾岸線の本線にまで及ぶことも珍しくありません。また、この渋滞が他の路線に波及することも多く、大阪都市圏の交通に大きな影響を与えています。

路線名について

この路線は、大阪府道高速大阪東大阪線の一部としても機能しています（阪神高速13号東大阪線も含まれます）。

出入口について

阪神高速16号大阪港線は、西長堀出入口と南港北入口を除くすべての出入口で、並行する中央大通（天保山出入口は国道172号）と接続しています。路線全体が大阪府大阪市内に位置しています。

特に注意すべき点として、九条出口は右方向への分岐となるため、運転には注意が必要です。

路線の歴史

1974年2月20日: 西横堀から本田までの区間が開通。
1989年3月14日: 本田から港晴までの区間が開通し、全線が開通。
2020年1月29日: 西船場JCTの16号大阪港線東行きから1号環状線北行きへ分岐する接続線（信濃橋渡り線）が開通。

道路情報ラジオ

朝潮橋（波除-天保山）区間では、道路情報ラジオが提供されており、阪神高速の道路情報ラジオの冒頭は「こちらは阪神高速路側○○（局名）です。午前（午後）○○時○○分現在の道路情報をお知らせします。」とアナウンスされます。

交通量と渋滞

交通量は、道路交通センサスに基づいて計測されていますが、令和2年度に予定されていた交通量調査は、新型コロナウイルスの影響により延期されました。

ほぼ全線で混雑度が1を超えており、平日の昼間を中心に慢性的な渋滞が発生しています。特に西船場JCTと阿波座JCTの間は、環状線と神戸線を往来する車両が多いため、交通量が非常に多くなっています。


外部リンク

阪神高速道路株式会社


この情報は、阪神高速16号大阪港線の概要、歴史、交通状況をまとめたものです。利用者の皆様には、この情報が安全で円滑な道路利用の一助となることを願っています。

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