青山祐子

青山祐子のプロフィールと経歴

青山祐子（あおやま ゆうこ）は、1972年12月27日に広島県廿日市市で生まれました。彼女は広島女学院高等学校で新体操の選手として活躍し、その後筑波大学に進学しました。大学在学中の1993年には、三十三間堂弓道遠的大会の成人女子の部で優勝し、早くから多才さを発揮していました。さらに、リレハンメルオリンピックでの感動の瞬間が、彼女にアナウンサーを目指すきっかけを与えました。

青山は就職活動の結果、NHKと長野朝日放送から内定を受けこしましたが、迷った末にNHKを選び、1995年に入局します。最初の配属先は長野放送局で、彼女は様々なニュース番組でその実力を発揮しました。特に彼女は国際オリンピック委員会の推薦を受けて北京五輪の国際聖火ランナーに選ばれる予定でしたが、『ニュースウオッチ9』のアンカーに起用されたため、その機会は実現しませんでした。

2011年1月に医療福祉関連会社の役員との結婚を発表。彼女の結婚式は、当初3月に予定されていましたが、東日本大震災の影響で5月に延期されました。青山はその後、4人の子供を授かり、産休を取得します。2012年1月20日の番組出演以降、育児休業制度を利用して約7年間の休職を経て、2019年3月15日にはNHKを退職し、アナウンサー業から完全に引退しました。彼女の長期休暇に対する批判もありましたが、友人の神田うのが彼女の無給での休職について弁明しました。

青山はその後、2021年7月7日に日本テレビの『今夜くらべてみました』で約9年ぶりにテレビ出演を果たしました。その頃には夫の仕事の都合で香港に住んでいました。2023年1月28日には、第69代横綱白鵬の宮城野親方の断髪式でフリーアナウンサーの石井亮次と共に司会を務めました。

青山祐子のアナウンサー時代には、長野局での活動と東京アナウンス室での活躍がありました。長野放送局時代には『NHKニュースおはよう日本』のリポーターや長野オリンピックの中継リポーターなどを務めました。また、東京に異動後は『NHKニュース11』や『サンデースポーツ』、オリンピック関連の中継や報道も多く担当しました。特にトリノオリンピックではメインキャスターを務め、北京オリンピックでは現地情報担当としても活躍しました。

青山のキャリアは多岐にわたりますが、彼女がアナウンサーとしての使命を全うし、家族と生活の両立を果たしながら新たな人生を歩んでいることは、彼女にとって大きな意味を持っています。

もう一度検索