青山製図専門学校

青山製図専門学校について



青山製図専門学校は、東京都渋谷区に位置する建築デザイン、インテリアデザイン、スペースデザインの専門学校です。1977年に青山製図学院として開校以来、40年以上にわたり、数多くの建築家やデザイナーを育成してきました。

学部構成と特徴


建築学部

建築学部では、建築デザインのスペシャリストを目指し、製図、3D/2DCAD、BIM(Revit)などの技術を学びます。実務経験なしで一級・二級建築士の受験資格が得られる点が大きな特徴です。

インテリア学部

インテリア学部では、インテリアと建築の両方を学び、住宅から商業施設まで幅広い空間デザインに対応できる人材を育成します。インテリアコーディネーションやパースなどの授業を通して、空間構成力とBIM・CAD・CG・製図の技術を習得します。在学中にインテリアコーディネーターの資格取得を目指すことも可能です。

両学部ともに、厚生労働省の専門実践教育訓練給付金制度の対象となっており、経済的な支援を受けながら学ぶことができます。

建築設計研究科


建築設計研究科は、建築士の受験資格を持つ方を対象とした1年制の学科です。研究コースと専攻コースがあり、2023年度の一級建築士合格率は66.7%(全国平均16.2%)、二級建築士合格率は75%(全国平均22.3%)と、非常に高い合格率を誇ります。また、不合格者には再チャレンジを支援する制度も設けられています。

取得可能な資格


在学中または卒業後に目指せる資格として、インテリアプランナー、福祉住環境コーディネーター、インテリアコーディネーター、色彩検定、CAD利用技術者、商業施設士、建築施工管理技士などがあります。

夜間部


建築学部とインテリア学部には夜間部も設置されており、社会人や大学生・短大生のダブルスクールにも対応しています。

校舎の特徴


1号館は、建築家である渡辺誠氏が設計した、巨大ロボットのような独特な外観が特徴です。赤いアンテナは避雷針として機能し、最上部の楕円体には高架水槽とエレベーターの機械室が収められています。その外観から「ガンダムビル」とも呼ばれています。

学科一覧


建築学部
建築工学科(3年制)
住宅設計デザイン科(2年制)
建築設計デザイン科(2年制)
建築科(夜間、2年制)

インテリア学部
建築インテリア工学科(3年制)
建築インテリアデザイン科(2年制)
商空間デザイン科(スペースデザイン)(2年制)
インテリア工学科(夜間、2年制)

建築設計研究科
研究コース
専攻コース

所在地


1号館、5号館:東京都渋谷区鶯谷町7-9
3号館:東京都渋谷区桜丘町4-6

沿革


1977年4月:青山製図学院として開校
1982年2月:専門学校として東京都より認可。青山製図専門学校に改名
1985年3月:学校法人鹿光学園となる
1990年3月:1号館竣工
1991年3月:5号館竣工
2008年2月:3号館竣工
2014年4月:職業実践専門課程に認定
2016年10月:専門実践教育訓練給付金制度に認定
2019年10月:高等教育の修学支援制度に認定

著名な関係者


卒業生
岡田耕始(ゲームクリエイター)
佐々木左之介(元プロボクサー

その他
渡辺誠建築家、1号館設計者)

外部リンク


青山製図専門学校公式サイト
AOYAMAGALLERY 青山製図作品集
青山製図専門学校 (@aoyamaseizu_official) - Instagram
青山製図専門学校 (aoyamaseizu) - Facebook

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