青義軍

青義軍（せいぎぐん）

青義軍は、2009年9月に新日本プロレスで結成されたプロレスのユニットです。このグループは、永田裕志がヒール軍団に立ち向かうため、彼自身が掲げる「青き正義（BlueJustice）」の名の下に設立しました。設立時には、井上亘と平澤光秀もメンバーとして参加し、スーパー・ストロング・マシンが参謀として加わりました。

青義軍はベビーフェイスのユニットとして新日本本隊と共に活動し、仲間との連携や共闘が強調されました。2010年にはキング・ファレが加入し、同年8月からはアナウンサーの野上慎平が「野上“ジャスティス”慎平」という名義で研修生として参加しました。また、天山広吉も関連因縁を抱えながらサポートメンバーとして共闘しました。

永田はK-1ファイターの佐藤嘉洋と親交があり、彼に触発されてK-1 MAX 青義軍を結成。2011年3月には佐藤が青義軍のセコンドとしてリングに立つ場面もありました。

2011年には平澤光秀がCHAOSという対抗勢力に転身し、永田との因縁闘争が始まり、晩年には「キャプテン・ニュージャパン」として本隊選手に復帰しました。井上はその後、鈴木みのるとの抗争に突入し、新日本プロレス内部でも活発な展開を見せます。

2012年には全日本プロレスとの抗争が始まり、永田は船木誠勝を長期欠場に追い込むなど、他団体との関係も劇的に変化しました。同年、鈴木軍との抗争にも本格的に参加することになり、青義軍は新たな局面を迎えます。

青義軍の活動は2013年4月に井上が離脱して以降、永田のソロユニットに近い形となり、解散の可能性も含みながらメンバーを保持しました。その後も、桜庭和志と組みながら青義軍のTシャツを着用し続け、存続の意志を示しています。

2014年には井上亘の引退記念大会が行われ、永田、マシン、キャプテンがチームを組んで試合に臨んだ際には、引退セレモニーも行われました。これにより、青義軍としての姿勢が引き継がれました。しかし、2018年にはスーパー・ストロング・マシンが引退を表明し、青義軍は永田のソロユニットとしての道を歩むことになりました。

メンバー

• - 永田裕志: 結成当初からリーダーとしての役割を果たす。
• - サポートメンバー: 中西学、秋山準、野上慎平（テレビ朝日アナウンサー）など。
• - 元メンバー: 平澤光秀（前BONE SOLDIER）、キング・ファレ（現：バッドラック・ファレ）、曙、井上亘、スーパー・ストロング・マシンなど。

戦績

青義軍のメンバーは各団体で数々のタイトルを獲得しており、永田はNEVER無差別級王座やIWGPタッグ王座を持っています。また、全日本プロレスの三冠ヘビー級王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座などでも名を馳せています。青義軍は数多くの試合での活躍を通じて、プロレス界における存在感を強く示しました。

青義軍は、仲間との絆や熾烈な抗争を経て、プロレス界に大きな影響を与えた歴史を持つユニットとして記憶されています。

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